人類滅亡映画

人類が滅亡しそう。または、滅亡する。大体、そんなかんじの映像作品について、ほんの少し語ります。

『ハプニング』 The Happening 2008年

2008年07月31日 | Weblog
監督 M. Night Shyamalan

都市住民が全て抹殺されるような奇怪な現象がニューヨークから始まる。そして、その現象は原因がわからないまま、発生地域を拡散、拡大していく。

“現象”の始まりのところは去年の2月、ニューヨークのグランドセントラル駅で行われた、「Improv Everywhere」の有名なミッションを彷彿させました。そのミッションは集団で身動きを止め、静止した状態でいるというものです。それの動画はYouTubeで見られます。→動画 「Improv Everywhere」は公共の場所で奇抜なミッション(パフォーマンス)を行っているグループです。

シャマラン監督は作家性が際立った作品を制作するので、彼自身の作風がプレッシャーにならないのかと心配になります。つまり、ガラッと作風を変えてみるといった冒険ができなくなる恐れもあるということです。それは気の毒というものです。僕は彼の今までの作風は好きです。でも、違う作風の彼の作品も観てみたいとも思います。今回の『ハプニング』ですが、その違う作風にシフトしていく過程のような作品に見えたのですが、考えすぎでしょうか? 次回作がどうなるのか楽しみです。

スペリングの競技大会を追った、涙腺が緩むドキュメンタリー映画『チャレンジ・キッズ 未来に架ける子どもたち』(2002年)で、インド系の男の子が、教育水準の高い両親のもとで英才教育をうけている様子が紹介されていました。シャマラン監督のようにインド系アメリカ人は、優秀な人が多いのだろうなと思いました。

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