人類滅亡映画

人類が滅亡しそう。または、滅亡する。大体、そんなかんじの映像作品について、ほんの少し語ります。

『究極の人類:進化のミステリー』

2008年07月28日 | Weblog
Ultimate Survivor: The Mystery of Us 2005年

監督 John Rubin

ナショナル ジオグラフィック チャンネルで放送されたドキュメンタリー。進化の過程でさまざな種類の人類が登場した。しかも、異なる種類の人類が同時期、同地域で存在していた。そして、私たち現生人類もネアンデルタール人と遭遇していたという。

人類が言語を得たことで生じたことが紹介されます。それは、私たちの社会はチンパンジーのそれに比べ、はるかに非暴力的です。それは人類が言葉を使えるからです。言語を得た人類は臆病者どうしで計画を練り、乱暴者を殺してきており、乱暴者の遺伝子を排除してきました。それなので、私たちの社会は比較的穏やかなのだそうです。なるほどなと思いました。そして、乱暴者に嫌悪感を持つのも、そのせいなのかもと思いました。

ナショジオの常連、スペンサー・ウェルズ博士の説をこの作品でも紹介しています。それは、7万年前、人類は絶滅しそうになり、たった2000人がアフリカ各地に分散したかたちで生き残りました。私たちはその生き残りの子孫です。この説は僕のお気に入りです。

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