『インデペンデンス・デイ』 Independence Day １９９６年

監督　Roland Emmerich

宇宙人襲来モノの大ヒット作。地球の資源を狙っているエイリアンが、人類の滅亡をはかります。

１０年ほど前、雑誌、『スクリーン』のインタビュー記事で大統領役のビル・プルマンが語っていたことですが、彼はこの作品がヒットして間もないころ、故郷の町に里帰りしたそうです。そして、甥っ子のアルバイト先のビデオレンタル屋さんを訪ねたら、お店のお客さんにせがまれて、即席のサイン会になってしまったそうです。そして、地元の新聞に“我が町出身の大統領、故郷に帰る”と載ったそうです。
ほのぼのとした、いい話です。

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『地球最後の日』 When Worlds Collide １９５１年

監督　Rudolph Maté

天体地球衝突モノの有名な作品。人類の存続のため、数十名の若い男女を、他の星に移住させることが計画されます。

３０年ほど前にテレビで観ました。当時、『ビッグ・マグナム７７』がヒットしていました。そして、主演のスチュアート・ホイットマンが『地球最後の日』に出演していることを知っていたため、彼がどういう役なのかを確かめるために観ました。あまり出番のない役でした。

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『クライヴ・バーカー ヘルゾンビ』 The Plague ２００６年

監督　Hal Masonberg

ある日突然、世界中の子供たちが昏睡状態になります。その後に生まれてくる子供たちも昏睡状態で出産されます。そんな状況が１０年続き、子供たちに対する介護の負担が重荷になり、産児制限が検討されだします。このままでは、人類が滅亡する可能性が懸念されます。そして、ある夜、子供たちは一斉に覚醒し、大人たちを殺し始めます。このまま、人類は滅亡するのか……？
ビデオでの販売、レンタルを目的とした映画。

キリスト教の昇天の発想が反映されている作品です。クリスチャンが多数を占め、ピューリタンのつくった国、アメリカ合衆国の観客が観ることを意識した映画です。

世界は広く、それぞれの国の人々の精神的支柱となることに思いをはせて映画を観ると、より一層、その映画が魅力的に見えてきます。

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『H.G.ウェルズ 宇宙戦争 -ウォー・オブ・ザ・ワールド-』

War of the Worlds　２００５年

監督　David Michael Latt

H.G.ウェルズの有名な小説を映像化した作品。映画館での上映を前提にしていない、ビデオ販売、レンタルを目的にした映画。

８０年代青春スターのＣ・トーマス・ハウエルが、渋みを得た姿で主演しています。彼の円熟した演技を観ると、俳優としての、今後の活躍が期待されます。

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『ＦＵＴＵＲＥ ＷＡＲ １９８Ｘ年』 １９８２年

監督　舛田利雄、勝間田具治

東西両陣営の対立から、全面核戦争に突き進んでいく近未来を描いたアニメ映画。

次々と起こる国家間の事件、そして、展開の速さ、ストーリー的に成功しています。

核戦争が始まり、それを止めさせるために、世界中の人々は命を懸けて、デモ行進をします。その場面は感動的です。

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『不都合な真実』 An Inconvenient Truth ２００６年

監督　Davis Guggenheim

アル・ゴア元副大統領が、地球温暖化の危機を訴えるドキュメンタリー映画。

ゴア氏はＣＯ２対策への一般の人々の取り組みの大切さを訴えるとともに、政治的取り組みの重要性も訴えます。

『デモクラシー・ナウ！』の５月１８日の回でイギリス「ガーディアン」紙のコラムニスト、ジョージ・モンビオ氏はゴア氏が副大統領時代だった、クリントン政権の環境問題に対する取り組みの甘さを痛烈に批判していました。しかし、元副大統領という立場、さらに、ノーベル賞も受賞し、その政治的影響力も増したゴア氏の活動に期待したいものです。

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『宇宙戦艦ヤマト』 １９７７年

監督　舛田利雄

まったく説明の必要のないほど知られている大ヒット作。
テレビアニメシリーズを再編集した作品です。まさに典型的な人類滅亡映画。

この作品が公開された当時は高画質テレビなどなかったので、映画館のスクリーンに映し出された映像の美しさに驚きました。

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『DNAミステリー：アダムを探せ！』

DNA Mystery: The Search For Adam　２００５年

ナショナル ジオグラフィックチャンネルで放送されたドキュメンタリー。全人類は、たった一人の男性の子孫であるという説を唱える遺伝学者スペンサー・ウェルズ博士が番組のホストになります。世界中の人のＹ染色体を調べて、遺伝学的なアダムを探します。

６万年ほど前の地球、人類は数千人にまでに激減しており、滅亡寸前でした。そのころ遺伝学的アダムがアフリカ東部に誕生しました。その後、人類は新しい狩猟の方法といった技術革新などにより発展し、繁栄していきます。ウェルズ博士はアダムが並外れた知能、新しい複雑な言語能力を持っており、そして、前述の技術革新などに関与した可能性があると言います。つまり、アダムが人類の運命を変えたかもしれないということです。

現在、地球上にいる全人類は親戚同士なのです。

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