本宮市議島田和夫のプログ

毎週一回 街の動きと議会の中身を簡略にわかり易く、楽しみながら報告していきます。

県内初の重度 通学補助新年度予算に

2010-03-02 09:04:44 | Weblog
3月になり暖かくなるかと、今日はまた冬に逆戻り雪も降りました。庭の福寿草またしぼんでしまいました。
 さて、22年度新年度予算を審議する議会は明日から開会です。
新聞でも報道されていましたが、県内で初めての方式で身体重度障がい者の通学補助援助費が提案になりました。
 私も解りませんでしたが、児童の障がい者の知的者への通学は養護学校のスクールバスで通学できるそうです。でも身体の児童の養護学校通学は学校から1人8千円の援助費がありますが、送迎は親の責任です。これでは障がいある児童の親は仕事を止めねば成りません。障がい自立支援法があり、移動介護には一割負担で介護を受ける事が出来るのですが、児童の通学は該当せず、移動介護を頼んだ通学は親の働き分は吹っ飛んでしまいます。
 県内では須賀川市がその援助をしていますが、通学の移動と介護がセットではなく、又介護業者にも自分で交渉しなければなりません。
それで、本宮の場合「移動と介護」をセットでしかも「介護業者にも市としてお願い」し運行出来る方法です。「クレヨン」さんの介護業者が1人4万円で10人までなら運行しましょうとと為ったそうです。身体ですからその具合によりますが、1台に2人よくて3人程度です。移動の際万一に備え看護経験の方も同乗し、通学お世話になれることになりました。有難い話です。
市では義務制だけでなく高等までも枠を広げても、本宮市内では該当は7人程度です。
私は、今までも願望していたのでしょうが、国・県からも親の責任とある意味では難しい業務と突き放されていましたが、それに今回市の行政が手を出してくれた事はどんなに親御さんの勇気になるでしょうか。
又、今男女平等社会として女性の働きも尊重されますが、止めなければならない現実から社会の一員として働きながら、障がいある児童も育てられる・・・女性の社会参加の保障を手助けする市の役割は大きいと思います。
子育て支援を重視するなかでも、僅かな数名程度の方々にも新たな手を差し伸べる市政を評価したいです。
 通学移動介護に4万円の際・・・市補助2万円自己負担2万円ですが、養護学校から8千円補助ありますから、実質的には1万2千円の親の負担ですみます。
市行政で補助を考えても、受け入れてくれる介護業者がいないと実現が難しいです。儲かる話でない送迎ですから、業者の方にも感謝ですね。