今日は大型の台風が近づいていた・・・らしい
午後から雨という予報だった・・・らしい
でも・・・何も把握していなかった
朝 自転車で家を出て まあくんを幼稚園まで送り
午後1時半 出先からそのまま 幼稚園のお迎えに行った
雨具の用意を何もしていなかったので
幼稚園に着いた時点でママとかっくんはずぶ濡れ
水もしたたる ママとかっくんになっていた
ママ友達 「どうしたの~?」
ママ 「出先から来たもんだから・・・(ずぶ濡れになっちゃった)」
ママ友達 「降り出すのは午後3時頃って言ってたもんねぇ」
ママ 「・・・・(それすら把握していなかったの)」
他にも出先からそのまま来ているママさんは
それぞれにちゃんとレインコートや傘を持って来ていた
こういう時 色んな罪悪感が上がる
「どうしてちゃんと天気予報を把握して準備をするという
基本的な事が 私には出来ないんだろう
子供達までずぶ濡れ・・・あ~あ 私って何かが欠落している」
園長先生 「どうしたの~?傘貸してあげようか」
ママ 「あっ・・・でも 自転車なんです」
雨はいよいよ本格的に降ってきた
結局 自転車の前後に子供達を乗せて
3人で ずぶ濡れになりながら ママはひたすら自転車を漕いだ
道行く人は きっと呆れている
おバカな親子 ダメなママ・・・
子供達は濡れながら ただ寡黙に耐えていた
ふいに 後ろでまあくんの声がした
まあくん 「お母!雨降って 良かったよなぁ!」
ママ 「?!」
まあくん 「花も これで 水を吸えるよなぁ!」
ママ 「・・・・う、うん」
まあくん 「葉っぱも木も きっと喜んでるよなぁ!」
ママ 「う、うん そうかもね」
まあくん 「俺たちは 家に帰って着替えればいいんだ!」
ママ 「・・・・・」
スーパーポジティブのまあくんに ママは少し救われた
複雑な心境のママを察して まあくんは声をかけてくれたのかな
どんな時も どんな状況でも 人は心の平安が持てると幸せなんだね
ママはちょっぴり幸せな気分になった