人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

きもちを三つ四つ

2021-10-30 08:18:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感278


うーん、と。
昨日、ある人が、私の短文をほめてくれました。

だから、(調子に乗って)三つ四つ載せてみます。





雑感279


子どもが背伸びする
あのね、あのねと背伸びする

大人が屈んで耳を貸す
うん、うんとうなづいて寄っていく

背伸びとうなづき
伝えたい気持ちと分かりたい優しさ

ささいなことの積み重ね
日々の気づきの積み重ね

その積み重ねのてっぺんに共感という幸せができる

(くろほとき)






雑感280



渡部あい

3月22日生

未熟児

早生まれで学校の出席番号は最後

名字はアイウエオ順の最後

未熟児だから体もきっと一番小さい

「せめて名前だけでも一番の名前をつけてあげたい」

だから

ア行の『あ』と『い』

これが、親の願い

嬉しい

(くろほとき)






雑感281


幸せな人しか発せない言葉がある

丸くて、あたたかくて、微笑んでいる言葉

背筋の伸びている言葉


不幸せな人にしか発せない言葉がある

やるせなくて、涙の混じっている言葉

グサッとくる言葉


どちらも
視線を上げている人からしか生まれない


どちらも
心の根っこからしか出てこない

(くろほとき)






雑感282



あなたの年齢を私は知らない

あなたの苦しみを私は知らない

けれど

まだ遺書を書いてはいけない

私たちは柔軟な心を持つかぎり

何歳になっても

新しい挑戦を始めることができるのだ

前を、前を見て!

そして

逃げないで

(くろほとき)






雑感283