「舌を鍛えると長生きできる」という本がある。
書いたのは、平野浩彦さんという歯科医だが、「フレイルの専門医が教える」という言葉が並んでいる。
フレイルって何だろう?
調べてみると、次のような説明に出会った。
フレイルは、日本老年医学会が2014年に提唱し
た概念で、「Frailty(虚弱)」の日本語訳で
す。健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身
体的機能や認知機能の低下が見られる状態のこと
を指しますが、適切な治療や予防を行うことで要
介護状態に進まずにすむ可能性があります。
著者は、歯科医。だから、この本のフレイルは、オーラルフレイル。
オーラルフレイルとは、「口の虚弱」・・・「口の機能の弱まりが、やがては要介護や、ときには死にも結びつく」
じゃあどうすれば良いのか?
この本によれば、危険な老化を防いで健康寿命を大きく伸ばす舌の筋トレをしよう、ということになる。
全体が筋肉でできている舌を鍛えることが、口の機能をよみがえらせ、長生きするためのキモになる。
さて、舌の筋トレとは、どういう筋トレなのか?
①舌を前に出す。
②出した舌を、上下左右に「これが限界!」というところまでゆっくり動かす。
③舌で唇をゆっくりなめる。右回し、左回し。
これを自分で回数やセット数を決めて1日に数回する。
興味がある人は、どうぞ。
私も頑張ってやってみます。
(だけど、
人前でやると嫌われるよね。)