人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

愚かなシニア 立派なシニア

2019-09-07 06:38:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ


年老いて、なお学び続ける人は、立派です。

年老いても、なお志高き人は、尊敬に値します。

しかし、年老いて、なお、

現役時代の自分の役職や肩書きを、シニアの学びの中に持ち込む人は、

愚かです。





「大賢は愚なるがごとし」という言葉があります。

また、「深い川は、静かに流れる」という言葉もあります。

次のような意味です。

前者は、本当に賢い人は、知恵や知識をひけらかさないから、一見したところでは愚かな人に見える。

後者は、分別のある人や思慮深い人は、ゆったりとしていてやたらに騒がない。


中身がある人は悠然としているが、出来ていない人ほど騒々しいものだ。

どちらも、言おうとしていることは同じです。





勘違いするシニアが多すぎるのです。

上から目線の人が多すぎるのです。

現役時代、いかに仕事ができ、いかに上位の役職についていても、

「現役でない今」では、社会に通用しません。

技術を伸ばし、知識を増やすことも大切ですが、

人間性を磨いたり、社会性を培うことも、より重要なのです。


人は、昔の手柄だけでは生きられません。


気持ちを切り替える、考え方を切り替える、これは、とても大変な自己改革です。 


もう一度言います。

人は、昔の手柄だけでは生きられません。