さて、2回目の(なんのーー!!)今日は『お世辞』についてです。
お世辞って円滑なコミュニケーションをはかるために必要な手段ですよね。
ですから、相手にこれはお世辞だと悟られては意味がありません。
「まぁ、お上手言うて」と言いながら、100%お上手やとは思わせない程度の
技も必要になってくるわけです。
例えば
『まぁ~~可愛いワンちゃん!!』と言われた場合、
疑うことなく、すごくうれしい。
しかしその後に『賢そうな顔してるわ~~!!』と続くと、
あ、これはお世辞だな。と気づき、この人は口だけの人だな。とインプットされるわけです。
わたしは元来おめでたい(だれがアホやねん)性格なので、大体の褒め言葉はそのまま素直に
受け取る方なのですが、そんな私が、「これは100%お世辞だ」と気づいてしまった事例をご紹介します。
以前、トイレが詰まって業者さんに来てもらいました。
すると男の人2人連れでやってきまして、一人は作業を、一人は廊下で特に何も
してなかったんです。
こうめはいつものごとく大喜びで寄っていくもんやから『可愛いですね~。人懐っこいですね~』
ってすごく可愛がってくれて褒めてくれたんです。『この人、ほんまに犬好きなんやな~』って
思わせるくらい。
そして作業が続けられる中、今度は『家、ぴかぴかですね~』って言うから、10年たってるんですけどね~
なんて話をすると『奥様のお手入れがいいからですね~』なんてまたまた褒めてくれるんです。
そんなに掃除はマメにする方じゃないけど、それでも褒められるとやっぱりうれしいですよね。(*-∀-)ゞイヤイヤ
で、さらには玄関に置いてある骨董の引き出しを見て、『あれも素敵ですね~。奥様のご趣味なんですか?
私も好きなんですけど、いや~あれはいいものですね~』(実際はめっちゃ安かった、笑)って。
犬好きやし、骨董好きやし、めっちゃええ人や~んって思ってました。
そして、しまいには、『奥さん、最初に見た時、誰かに似てると思ったんです!!!そうです、そうです!!
木村佳乃です!!!似てるって言われたことありませんか?』ですって!!!
『ないです、ないですぅ~』なんて言いながら、そういえばどことなく似てなくもない、、、か・・・・などと
思ってしまうものですよね。人間って。
お恥ずかしながら、私もすっかり気分は木村佳乃でございました(ノ∀ ̄〃)
でもね、その後の一言で、悟ってしまったんです。。。。すべてお世辞だったのだと・・・・
その一言がこれだ!!
1 ・ 2 ・ 3
『今日、ついでに下水、水回りをチェックしときましょうか?』
あぁ、そういうことか、と。
あの褒め言葉は全て、点検作業(で悪いとこ見つけて修理)にこぎつけるために仕組まれた
巧妙な手口だったのだ、と。
この人はお世辞要員として来たのだ、と。
私は木村佳乃ではないのだ、と。
気づいたのでした。
もちろん、点検はお断りしました。あれだけお世辞言わせといて(笑)
もう一人の作業員、絶対笑いこらえてたに違いない( ̄´д` ̄)
タイミングよろしく作業も終わり、帰って行きましたよ。(すばらしき連携プレー)
営業がらみと宗教がらみ(←こっちも結構多い)のお世辞には気を付けよう!!と思ったのでした(*^▽^*)
最近の要注意人物はヤクルトのお姉さんね。
だんだん買う本数が多くなっていってますから、私(´-∀-`;)