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個人的なさまざまな日常。

掛取万歳

2008年03月02日 17時41分28秒 | 日々様々
 パソコンに向かって何かやる時、朝の通勤前の一時、KAZUさんから頂いた落語を聴きながらいます。 wmaやmp3が中心ですから画像なしで噺を聞くということになります(今は”古今亭志ん朝”氏の「巌流島」を聴いています)。 そんな中に”三遊亭圓生”氏の「掛取万歳」がありますが、これはmpgです。 という事は画像付きという事です。 昔のように落語がTV等で頻繁に放送されていた時代の懐かしい顔です。 上手い噺家です。

 この噺を聴いていて思うのは、落語も聴く方に知識というか教養が必要なんだな~と言う事です。 この噺に出てくるのは、狂歌、浄瑠璃、芝居、三河万歳等など。 それらを知っていれば知っているほどこの噺は面白いのでしょう。 残念ながら私にはそれがありません。 分かる範囲で楽しんでいます。 考えてみると、この噺の面白さが分かる人が沢山いた時代、江戸後期か明治かは分かりませんが、羨ましい時代です。 一般の人の楽しみにこれらの事が当たり前のように入っていたのでしょうから。 私ら、芸が無い芸が無い・・・。

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2 コメント

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落語の知識 (KAZU)
2008-03-06 11:33:09
圓生師は名人ですね。
何度聞いても、飽きません。

そうですね、みんな身近なもので、誰でも理解できたんでしょう。
芝居は超高級な桟敷席から、子供の小遣いで見れるような立ち見まであったそうです。
今は消防法の加減で、そう言う訳にはいきません。

時代劇も少なくなってるし、若い人には理解できる噺がドンドンなくなっていくでしょうね。
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返信 (k-swd)
2008-03-06 20:58:26
KAZUさん、今晩は!!

先日、早朝のTVで「鼠穴」を聴きました。初めて聴いた噺でした。良い噺でした。まだまだ知らない良い噺があるんでしょうね。yahooのインターネット落語も更新が無いようで残念です。代わりに同じくインタネットで「お台場寄席」からダウンロードしてます。

因みに、只今のBG落語は「鈴ふり」by 古今亭志ん生です・・・。
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