



そのキンポウジュの花が咲きました。

通称、ブラシの木
本当にブラシみたいな姿ですよね。
遠くからでも、すぐにそれと分かる鮮やかな赤い花。
よく近づいて蕾を見てみると・・・


この緑色の小さな丸い粒が、みんな蕾です。

その一つ一つから、たくさんの雄しべと雌しべが伸びています。
ブラシのように見えていたのは、この雄しべと雌しべでした。
触ってみると、とっても柔らかで、鮮やかな色にひきつけられた昆虫の気分が
わかるような気がしました。

私達が使うのは、この木の葉っぱの方で、乾燥する前はストレートに伸びた葉っぱが、
乾燥によって、動きのあるカールがかかり、個性的な素材に変化します。
乾燥してもろくなる・・・ということも無いので、初心者の方やお子様でも扱いやすい。
その意味でも、魅力的な素材だといえるでしょう。

ドライフラワー教室でおなじみの素材ですが、どんな花が咲くのか知らない・・という方も多いはず。
最近では庭木として見かけることも多くなりました。
お散歩途中、ご近所の庭に真っ赤なブラシを見つけることが出来かもしれませんね。
