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暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

桜の草木染め

2007-03-25 07:06:10 | クラフト
                桜の枝で草木染 

南足柄市にある丸太の森で行われる「万葉草木染めボランティア」の会に参加しました。

今回は、桜の枝を使った草木染です。

4月にイベントがあるので、その準備を兼ねた実習というわけです。

桜の枝を使った染めは、より良い色を求めて、すでに何回も試作しています。

メンバーの中には、丸太の森で実施した数回の実習に加え、自宅でも数回自習し、

ガス代が普段の何倍にもなった方もいるようです。

その熱意には、本当に感心させられます。

草木染は染める材料の割合もさることながら、採取した場所・水・乾燥状態など

さまざまな要因が影響するので、なかなか思う色に染まらないのです。

しかし、先生いわく「染め色とは、染め人の自由になるものではなく、

草木から頂いた物が、その植物の染め色だということを忘れてはいけない」と諭されます。

自然に対して謙虚であれということでしょうか。う~ん、深いですね。


今回は和紙を染めてみたいと思い、残液を頂いてきました。

     
 
        桜の染液の残り

桜の枝の残液は、わりと赤っぽかったので、「もしかしたらピンクに染まるのかな?」と期待したのですが、

             
結果は薄いベージュ。カンナくずのような色になってしましました。

             

その紙を台紙として、桜の花の押し花を貼ってみたのですが、こうして使えばちょっと良いかな?

今回使ったのはソメイヨシノですが、工房・暮楽花人では、

ハーブ館の河津桜の枝で再度挑戦してみようと思っています。

花の色が濃いので、ちょっと期待しています。