モデルバーンクラブ運転会に参加!! 線路上には~なんと フランス国鉄2D2ブフリ式機関車が・・・
ずらり 6輌!!
ブフリ式は吊り掛け駆動と異なり モーター、小歯車、大歯車を弾性支持された主台枠に固定し 車軸中心位置の移動に追従可能な特殊構造の歯車で 動力を伝達する(=バネ下重量が極めて小さい)方式で、車軸の外側の同芯上に設置された大歯車には 動輪と連結される特殊な形状の歯車とリンク機構が、小歯車には円周方向にコイルバネが組み込まれ、車輪が上下動することで受ける衝撃が直接モーターには伝わらない様に工夫されていた。日本では ブフリ式駆動装置は 吊り掛け駆動装置との比較において、その複雑さ故に 製造 整備とも高水準の精度が要求され、1920年代当時の日本の工業水準では 保守するにも手に余るシステムであった。 実際 輸入直後に調査の為に大宮工場でギアボックスを完全分解後に再組立したところ、完全に元通りに
戻せなかったと伝えられており、その後 普及しなかった。 フランスの2D2は直流機で 「5400」「5500」「9100」などの形式があり、フランスでは 日本のEF53から57旅客牽引機や EF10から15の貨物機のような幅広い活躍をした。
6機種のうち 「5516」「5545」「5549」は 1933年から1980年にかけて運用されていた brownboveriのデザインに基づいて製造された「5500」であり 大きく3つに大別された。
2D2 5501 5502プロトタイプ 「Grandmother」と呼ばれた。
2D2 5503~5537 通称 「豚の鼻」
2D2 5538~5545 通称 膨らんだ前面から 「妊婦」
2D2 5546~5550 通称 「ウォーターマン」
2D25400 「5409」「5423」
1938年から製作 2D2 5401~5423迄
2D29100 「9108」
1950年から35台製作されたブフリ機関車。 これまでの2D2を改良して製作された。
CC7100型が出揃うまで、パリからリヨン間で活躍した。
各タイプ順番に並んでおりますが・・・ ご参考まで I田様所有機 有難うございます。 長くなりましたので 客車は後日改めて~