平成28年7月9日(土)~10日(日)にかけて滋賀県立体育館で行われた「第54回近畿高等学校剣道大会」の結果を、大阪府代表選手の戦いぶりを中心に報告します。
写真は男子団体で優勝した清風高校の選手たち。
男子団体戦では清風、上宮、大阪国際大和田、PL学園、履正社、汎愛が決勝トーナメントにコマを進めました。決勝トーナメント初戦で大阪国際大和田は久御山(京都)に0-4で、汎愛は奈良大附属(奈良)に1-2でそれぞれ敗れました。履正社は初戦で比叡山(滋賀)を3-0で下して準々決勝に進みましたが、奈良大附属に0-3で敗れました。上宮は初戦で草津東(滋賀)を3-1、準々決勝で久御山を4-0で下しましたが、準決勝で清風に1-0で敗れて3位に終わりました。PL学園は初戦で和歌山工業を4-0、準々決勝で須磨学園(兵庫)を3-0で、準決勝で奈良大附属を3-1で下して決勝戦に進みました。清風は初戦で八幡工業(滋賀)を1-0、準々決勝で育英(兵庫)を2-1、準決勝では上宮を下して決勝戦に進み、18年ぶりの大阪同士の決勝戦となりました。決勝戦では白熱した戦いが繰り広げられて1-1で終了。代表者戦の結果、清風がPL学園を下して25年ぶり5回目の優勝を果たしました。
女子団体戦ではPL学園、四條畷学園、東海大仰星、四天王寺羽曳丘が決勝トーナメントにコマを進めました。決勝トーナメント初戦で四條畷学園は和歌山東に0-3で、四天王寺羽曳丘は草津東に0-0の代表者戦でそれぞれ敗れました。東海大仰星は初戦で近大和歌山を2-0で下しましたが、準々決勝で須磨学園に3-0で敗れました。PL学園は初戦で甲子園学院(兵庫)を3-1、準々決勝で久御山を2(3)-2(2)で下しましたが、準決勝で和歌山東に2-0で敗れて3位に終わりました。優勝は和歌山東、2位は須磨学園、もう一つの3位は和歌山工業でした。
男子個人戦では内橋選手(PL学園)と清水選手(清風)が2日目に残りました。清水選手は準々決勝で田畑選手(久御山)を下しましたが準決勝で内橋選手に敗れて3位に終わりました。内橋選手は準々決勝で花野選手(和歌山・桐蔭)、準決勝で清水選手を下して決勝戦に進みました。決勝戦の相手は鈴木選手(兵庫・育英)でしたが、延長で敗れて2位に終わりました。もう一人の3位は中島選手(奈良大附属)でした。
女子個人戦では松本選手(桜宮)と紺本選手(英真学園)が2日目に残りました。準々決勝で松本選手は松本選手(和歌山東)に、紺本選手は上田選手(兵庫・滝川第二)にそれぞれ敗れ、上位進出はなりませんでした。優勝は對馬選手(草津東)、2位は松本選手(和歌山東)、3位は上田選手(滝川第二)と大西選手(兵庫・関西学院高等部)でした。
来年度は奈良県で開催されます。