こーすけの独り言 ~言霊を求めて~

日々感じた事、特にBOOK・OFF徘徊や歌詞に関することなど
たまに「こばな詞」というものをしたためる癖あり

おみくじ

2019-01-01 01:34:47 | こばな詞のはじめ

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

はてさて、年賀状に極小フォントで印刷した「こばな詞」
読みたいと思う人がいるか疑問だけどアップしときましょう。

 

基本的に僕本人はおみくじってほとんどしないです。
根がギャンブラーなので、リターンがないとお金がもったいないと思ってしまう。
(ギャンブルで外れるのはもったいないとは思わないのですよ)
大吉が出たからっていいことがある訳でもないし、逆に何か運を使っちゃってもったいない気がするし。
凶が出たら出たで、気持ち悪いし。
良いことがないんだよねぇ。僕にとっては。
写真のおみくじは数年前に気まぐれで引いたものです。
小吉ってのが小者感を表していて逆に心地よかったり。

そんな、おみくじという「こばな詞」です。どうぞ。

--------------- キ リ ト リ ---------------
「おみくじ」 詞 Kosuke Yamada

「よかったら僕と二人で初詣に…」
甘い雪が降る神社の隅で
浮かれる僕は百円を握ったものの
君のうなじに見惚れ目的を見失う

君には幸あれと手を合わせた時
君に降りかかった未来は「末吉」
ひどく肩を落としそれでも紙を律儀に結ぶ君を見てたら
「この神社は前座だよ」としか言えないよ

紙切れなんかで未来は揺らがない
でも不思議と背中を押してみたり足を引っ張ったり
年の初めのおまけみたいな運試しだけど
それを信じるか信じないかはだれ次第かな


僕は君と初詣に来る初夢が
現実となってルンルン気分
君がくれたイカみたいな生命体の
「了解!」のスタンプが世界一「大吉」

移動の車内はエキストラ達が
わざとらしぐらい押し合いへし合い
不自然をまとい僕の鼻先を君のつむじにのせてみる
その甘美な香りが宇宙一「大吉」

雪は強さを増していく
でも君は傘をたたみ空を指差しながら僕を見て笑顔で舞う
そんな君と共に歩める未来が僕にも…
こんな人生でも君が隣で笑っていたら…


そんな甘い雪の羽衣をまとって舞う君を見てたら
「末吉」ごときで激しく肩を落としちゃう
君の願いってどんなんだろう?
その願いの矛先に僕の想いぶつけると
悪魔が心臓をにぎりつぶしにきたんだ


もし僕の祈りが「大吉」じゃなくても
「恋愛」に何が標されてても
ついに手にした理想を胸に抱き抱えて
喜び舞っている天使の横顔に
僕の秘めたる想いのたけを全部伝えよう
天使の舞に水をささないことを切に願って
雪も甘い雰囲気を作り上げて背中を押してくれているから

--------------- キ リ ト リ ---------------

こんなことが書いてあったよ。

こういうのって、占いと一緒で「バーナム効果」というのが使われているんだよね。

大体読んだ人があっているように解釈して読む。
例えば、
〇病気 のところ
注意を怠っている
って、注意してる人でも「まだ足りないのか」って思うし、してない人はそのままだし。

面白いなぁと思ったのは
〇転居
何時でもよろしい
投げやりじゃねぇ?
せめて春がいいとかさ。日曜日が吉とかさ。仏滅は不吉とか。
少しぐらい具体的に書いてもよさそうだけどな。

何時でもよろしい

見捨てられた感が半端ないねぇ。
だから、おみくじはしないのです。

 

また1年、書き続けられるのかなぁ。
書いてる間は読んでいてもらえると嬉しいです。
止まったら「こーすけは死んだ」と思ってくださいな。

 

ではでは。



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