こーすけの独り言 ~言霊を求めて~

日々感じた事、特にBOOK・OFF徘徊や歌詞に関することなど
たまに「こばな詞」というものをしたためる癖あり

ホームラン ~2020~

2020-04-28 12:53:05 | こばな詞のはじめ

連続で新作風「こばな詞」の時間となりました( ´ー`) 

メンテナンスで今から時間をかける気力がそがれたとか・・・
そんな気分もありますが前日に書いた「ポジティブ」の1つ前に書いた


という「こばな詞」のリメイクです( ´-)y-~~



◎ホームランをかっ飛ばした風ポンセ

「こばな詞」にポンセは出てきませんのであしからず・・・

では「こばな詞」をどうぞ( ´-)y-~~ 

--------------- キ リ ト リ ---------------
「ホームラン」 詞 Kosuke Yamada

僕が通う塾が間借りするビルの
隣にあるバッティングセンター
夜な夜な大人たちが
快音を響かせに集まってくる魅惑の場所なんだ

勉強が手につかない時窓の外の
眩い風景に食い入ってのめり込み
あんな芸術的なことが
僕にも出来たらななんて意識が宙を舞う
そんな空想をしてるとチョークが飛んでくるんだ

煌めくカクテルライトの中でホームランを放つ
そんな夢を見ていつも目が覚めるよ
プロ野球選手になりたいなんて思ったことなどないんだけど
ホームランは打ってみたい そうモヤモヤしてるんだ


お母さんの希望で僕に敷かれた
レールの先は難関中学合格
気付けば小学生になった時から
ここに疑いもなく通っているんだよな

窓の外の楽しそうな大人たちの笑顔が
空想に拍車をかけて意識が舞う
実は僕は稀代のホームラン王になるために
生まれてきたなんて空想が渦巻く
野球のルールも何も知らないくせにね

溢れる大観衆の中でホームランを放つ
そんな夢を見ていつも目が覚めるよ
潜在意識でも野球なんかに憧れていないはずだけど
ホームランは打ってみたい それだけは嘘じゃないよ


塾の帰り バッティングセンターに
ドキドキしながら踏み込んでみる
大人たちの豪快なスイングを見ておののき
やっぱり場違いなんだと走って逃げたんだ


おかれた戦場というものが人それぞれあって
僕のは紛れもなく受験戦争なんだ
難関中学に合格するのが 僕が今打つべきホームラン
その球は何が何でもかっ飛ばさなきゃならないんだ


合格したら野球部に入ってみようかな

--------------- キ リ ト リ ---------------

この子が「ハンバーガー屋」に通っていた事実はありませんので(笑)

メンテで何が変わったのか全く分からない僕でした。

ではでは(´ー`)/~~



後述になりましたが、敬称略スタイルでお送りしました。


ではでは。