タバコ3部作/最終話

吸うつもりはさらさら無いけどアタマのどっかに願望があるのだろう。ときどき吸ってる夢を見る。
そう、この糞ブログの中でもさらに酷いシリーズ「夢シリーズ」だ。

夢の中の俺は火のついたタバコを挟んでいる右手を見て、
『うわ！　俺タバコ吸ってるじゃん』と驚く。
それがタバコ夢の第一回目。

その後２回目３回目と同じ夢を見るのだが、困ってるのは過去の「夢」が「現実の日常生活で吸った実話」として蓄積されていることだ。

どういうことかというと、例えば５回目、
『うわ！　”また”俺タバコ吸ってるじゃん』
となる。
つまり、過去の「吸った夢」が今見ている夢の中でしっかりと反映されているのだ。

だいたい１０回目くらいまでは夢の中の俺は、『やばいやばい』と思ってすぐ消すのだが、次第に回を重ねるにつれて（回を重ねるということは夢の中で吸った累計本数も上昇しているということだ）独自の解釈をしてしまう。

例：『あ！！　また吸ってる！！　でもこの箱空けるまでは吸ってもいいことにしたんだった』
例：『あ！　また吸ってる！　でも給料出た直後はＯＫというルールを設けたんだっけ』
例：『お、また吸ってるな俺。でも今週はパチンコ打った。打った週は吸ってもいいことにしたんだよ、しっかりしろ俺』
例：『今日も吸ってるな俺。もう禁煙やめたからいいんだよな』

もう恐いよね。
都合の良い方向にしか解釈してない夢の中の俺。
恐るべきタバコの魔力。ヤメて５年経ってもコレだよ。

タバコでこんなんだから麻○とか大○とか恐ろしいんだろうな。
予言しておく。押とＰ夫妻はまたやる。