大きい本屋

本屋が好きだ。本を読むのも嫌いではないが、それよりなにより『本屋』が好きだ。
その昔、私が小学生のころ、学校行事の帰りに『テッセイドウ（漢字は不明）』
という、その辺じゃ最も大きな本屋に連れて行ってもらい、その後『紀伊国屋』
（本屋みたいな屋号だが、レストランのような所だった）でクリームあんみつを
食べるのが私にとっての超豪華スペシャルコースだった。いまでも思い出すと
幸せ～(*´▽｀*)な気持ちになる。
そんなこんなで、いまだに本屋とクリームあんみつが大好きだ。
しかし、本屋ならどこでも良いという訳ではない。実は私には本屋に行くと催してしまう、
という弱点がある。よって、町の小さい本屋はよろしくない。
催した時に思う存分用を足せるような大きな本屋がいい。（ちなみに本屋に行くと催す
のは、どうやら私だけでは無いと言うことが独自の調査で判明している。身近な
サンプルとして挙げられるのはYOO。こやつも必ず催す。）
そして今日、その大好きな『大きい本屋』に行った。いつも大体見る本のジャンルは
決まっていて、新刊、子育て関連、外国語関連、インテリア、ファッション、児童書、
と言った所だ。
まずは育児関連本のコーナーに。100マス計算が流行り出した頃からか『○○メソッド』
みたいな本が多いような気がする。（鈴木メソッドや七田式メソッドなど昔からあったが…）
『○○メソッド』か…ん～、メソッドと付くだけで、何やら秘策が隠れてそうな気がする。
でも『～メソッド』なんて言ったもん勝ちだよな～、私も作ってみようかな～
『スルギメソッド』。ん～、ちょっとマヌケな感じだな～。漢字に変換してみる。
『酢流技メソッド』・・・お酢を流す技？　(￣▽￣;)　ん～、ますます意味不明だ。
これはいかん、諦めよう。
ふらふら歩きながら背表紙を見る。『片付けられない人の人生ガイド』ん～、これはMに
読ませたいな～。『嫌われる言葉ー上司と部下の常套句』ん～、これはKに読ませなければ！
ん？何々？『ヒップが上がれば運も上がる』？ハハハ～、そんな訳ないやろ！！(≧ｍ≦)
などなどタイトルを見ているだけでも面白い。
また最近多いな～と思うのが、『金持ち本』。『金持ち父さん貧乏父さん』が話題に
なった頃から始まっているのかな？何しろ金持になるための何チャラって本がすごーく多い。
そんなの読んで金持ちになるくらいならみんな金持になってるよ！第一、そんな本を買って
読んでる事自体ビンボーくさくて嫌だ。（とか言いながら金持ち父さん…の本は持っている(＾＾;)）
お金を持ってることは全～然悪いことじゃないし、そりゃあ確かに羨ましい事だけど、
ひけらかすのは好きでない。ましてや金さえあれば何でも出来ると思っている人とは
絶対相容れない。人間金じゃ無いんだよ！全てを失ったときに何が残るかなんだよ！と
ヤンクミよろしく叫んでみても、金持ちから見るとビンボー人のひがみに聞こえるんだろうな～。
長～～～い“ひとりごと”になってしまった。