自我という代物が、苦しみの原因のひとつになっています。
それは「自分が偉い」という思考から発生します。
我が強すぎると、何事もうまくいきません。
学校ではいじめられるし、社会に行っても苦労します。
競争社会の中では、衝突ばかりなのです。
学校に行っても、会社に行っても、苦しみばかりです。
家庭でも、楽々できることでさえ、わざと戦争にしています。
我が強いために、わざわざ生き地獄をつくってしまうのです。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
5月の言葉・・・
怒っている人に対して、
逆に怒らない人は
自分と他人という両方に、
有意義な行為をしているのです。
(相応部有偈サッカ相応『善語勝利経』より)