「菜食主義なので、肉は絶対に食べない」とか、
「〇〇を食べれば絶対に健康になる」とか、
食に異様にこだわる人がいます。
それらの考えは、客観的な事実というより、
単なる自分の思い込みであり、いわば妄想です。
主義や観念に引っ張られると、
食事のたびに、体に大きな負担がかかるのです。
食べものに対して、〇〇主義をつくったりグルメに走ったりすると、
執着や嫌悪が生じて、心が汚れてしまいます。
体を維持するために心まで汚すなんて、
無知で愚かなことはないでしょう。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ