一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

菅平高原と天狗岳山行

2009年03月02日 | 北八ケ岳
この週末、土曜日にFM長野主催の菅平スノーハイクイベントに参加して来た。
3倍ほどの申し込みがあったとのことで家族連れや夫婦、私みたいな一人のもの等100人位の人達が来ていてクロスカントリースキーとスノーシューに分かれていた。

私は経験の無いクロスカントリースキーを選んでいたので受付を済まし午前中に体験した。道具も新しく、専用靴は全て新品で揃えられていて気持ち良かった。

菅平湿原のほとんど平地の場所だったのでアップダウンも無く慣れないから変に力が入りつつも何とかついていけた。

食事後午後から全員外れ無しの抽選会があって上田市の日本酒が貰えた。

何しろこの日は朝から抜けるような晴天で青空に映える四阿山と根子岳の美しい姿が望めた。

FM長野アナウンサー伊織千佳子さんと並んでフォンデュスティックを作ったりと楽しい一日を過ごした。

日曜日は天気も良さそうなので2月7日にも渋御殿湯から天狗岳へ山行することにした。

朝5時起床し茅野の渋御殿湯に向かうが途中白樺湖辺り、ガスが発生していて視界があまり無く、午前中はずっとガスの中であった。

渋御殿湯で高い駐車料金1000円を払うが無料の駐車地が多い中で茅野市はここと美濃戸が有料になっていて釈然としないものを感じる。

茅野市側は佐久側と比べてアプローチが短いので手っ取り早く稜線に立てるのでまあ仕方が無いかなあと諦める。

支度をして届けを提出し橋を渡って出発するが、前回はつぼ足で黒百合平まで行ったが湖の日は登山道が氷化してきており15分ほど登った所で滑って危ないので先を考えてアイゼンを装着する。

黒百合平に到着してもガスがあったが一息休憩した後ストックをピッケルに持ち換え、帽子を目出帽のバラクラバに換えて中山峠から稜線上に出た。

ガスの中風も吹いていたが前回ほどで無くやがて東天狗岳の山頂に到着した。

山頂は稜線で吹いていた風もさほどでなくじっとしていてもそんなに寒さも感じなかった。

単独行2人とペアの4人がいたが単独行の一人が西天狗岳に向かいもう一人が下山していった。

ペアの2人と写真を撮りあってる頃からガスが時折切れて根石岳ヶ見えだし、2人が下山後は一人でガスの切れるのを待つが変化が無かったので前回行かなかった西天狗岳に行くことにしてガスの中を歩き出すと鞍部の辺りからガスが切れはじめ、西天狗岳の山頂に立った時には主峰の赤岳や中岳、阿弥陀岳が目前に聳え、その右手に甲斐駒ケ岳を筆頭に南アルプスも良く見渡せて今日の山行が一気に贅沢なものとなり至福の時を過ごした。

下山しなければならないので後ろ髪を引かれる思いで黒百合平に戻りカップ麺を食べて一息入れた後渋御殿湯まで一気に下山した。

帰路、お湯の好きな石遊の湯に行き山行の疲れと汗を落として帰った。


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