3連休も過ぎ、さあ農作業だと張り切っていたら天気は下り坂、結局二日間ほど自主休業と相成った。途中激しい雨風もあったので畑はジュグジュグだろうと覚悟を決めて出動した。野小屋に到着すると、目の前に何やら白い袋が。覗いて見たら見事な「柿」が入っていた。恐らくだが、森の果樹園へと作業に出向いた仲間達のお土産だろう。有り難いことである。体力不足で森の作業はリタイアさせてもらったのに、依然として仲間扱いをしてくれるようだ。大凡20年近く森の果樹園作業も続けてきたが、流石に「寄る年波に何とやら・・・・・」と言うのが実態だろうか。言いたくは無いのだが、現実は厳しいようだ。
森の果樹園と農園とはソコソコ離れている。しかも果樹園は山の中腹にあり、アップダウンの激しい地形だ。お土産の搬送だけでも作業後の疲れた体には負担だろう。現状、大御所と子狸がリタイア組、某かの収穫物がある時は二人へのお土産も欠かさないようだ。何とも有り難い仲間達の配慮である。
柿の品種は不明だが、多分甘柿であろう。渋柿も存在するのだが、この時期なら渋のシーズンは終了のはず、甘と信じて賞味させてもらおうと思う。人によっては渋柿を好む方も少なく無い。渋抜きや干し柿への加工など、一手間二手間が必要だが、彼らの言では本当に美味いのは渋柿なんだとか。子狸は面倒なのはスルーのタイプだから、即座に食べれる甘柿が好みだ。九度山まで出かけて「富有柿」を大量に仕入れてきたところだが、柿はなんぼあっても困ることは無い。医者いらずの栄養豊かな果物、秋の味覚を堪能させて戴こうと思っている。
さて今回の森の作業の特徴は、ニュウーフィエイスのご婦人方の参加。初めての山での草刈作業、ハードルは高いかと思うが楽しまれただろうか。慣れない環境での作業だから、当初は戸惑われるかも知れないが、直ぐに馴染まれるでしょう。仲間達のサポートもあっただろうと思います。ボチボチと慣れて戴き、老兵達を凌駕されることを願ってます。