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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

春ジャガの贈り物

2023年11月03日 05時11分05秒 | 耕作放棄地

ご存じかと思うがジャガイモは年に2回の栽培が可能だ。いわゆる「二期作」である。「春ジャガ」と「秋ジャガ」、通例は2回の栽培に挑戦する者が多い。子狸も春ジャガに引き続き、秋ジャガをもと狙っていたのだが、種芋の入手に失敗し諦めざるを得なかった。春ジャガの跡地にサツマイモを植え、その後に再度ジャガイモを植え込もうと狙っている。連作に近いのだが、耕地事情もあってやむを得ない選択だ。植え付けを待っていて、今は空き地状態なのだが、其処に青々とした元気そうな苗が。無論、植えたわけでは無い、自然発生なのだ。

よくよく注視すれば、該当の苗はジャガイモ、つまり「春ジャガ」の掘り出しやサツマイモの栽培・収穫にもめげず、残った春ジャガイモの存在があったらしい。それが時期を得て「秋ジャガ」として成長を始めた模様だ。無論、正規の種芋では無いので無事に成長するのかは疑問だが、生命力に期待を掛けようと思っている。秋ジャガを正式に植え込んでるのは、大御所と長老位だろう。茎のサイズもそう変わらない。ひょっとしたらひょっとで、無事に収穫へと繋がるかも知れない。取らぬタヌキの何とやら・・・・・・だろうが、見守って行こうと思っている。

画像でもお解りのように茎類の存在は飛び飛びだ。当然だろう、二度の嵐を生き延びての発露だから、生き残る方が稀なケースだ。秋ジャガは収穫期が年末位、果たして生き延びて大きなイモを見せてくれるのかどうか、某かの収穫物があれば不幸中の幸いだろう。種芋の入手失敗という初歩的なミスをやらかしてしまった子狸へのささやかなプレゼントかも。

時々こうした突拍子も無い事態が発生する。多くは栽培者のミスに起因するものだろうが、子狸的には天佑かと理解するようにしている。物事はポジティブに捉えた方が、うまくいく可能性が高いと思うのだ。ジャガイモが実れば天からの贈り物、無ければ至極当然だが当たり前の現象。

 

 

 

 

 

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