生憎の天候で雨模様が続いている。台風12号の影響か秋雨前線か、理由の程は不明だが、作業が出来なくて困っている。時間を有効に使おうと思い「ゴーヤ茶作り」を思い立った。未だかって作ったことは無いのだが、自然食品を好む仲間の影響か、興味が湧いたようだ。幸いにして例の「百姓候補生」氏から頂戴したゴーヤが沢山ある。材料に不自由はしないようだ。作り方の概要は彼から聞いており、素人でも簡単に挑戦出来る模様。以下、手順を追って作り方をご紹介していこうと思う。まずは素材の水洗いから、基本中の基本であろう。程よく洗って両端を切り落とし、半割にして中のワタを取り除く。魚の解体みたいなものだ。スプーンが良く動き、中のワタが素直に取り除かれる。この時種が残りがちなのでご注意を。
①素材のゴーヤ、良く水洗いして
ワタを取り除くともう一度流水で水洗いする。この際、上述の種等も洗い流すと良いだろう。良く洗ったらカッテイングだ。乾燥を深めるため、薄く表面積が大きくなるようにカットしていく。薄刃の野菜包丁が大活躍だ。そして切り裂いた断片はザル等に広げ、天日干しを行っていく。乾燥が不十分だと青臭いようなお茶になりがちなようなのでご注意を。十分な乾燥が出来たらほぼ完成だ。ビン等の湿気を避けられる容器に入れ保管すると良いだろう。
②両端を切り落とし、半割にして中のワタを取り除く。種が残りがちです。
③更に水洗いし、種等を洗い流す。
飲用するときはフライパン等で煎った方が香ばしいようだ。昨夏、飲用した時は炒ることを忘れていた。それでも結構美味しかったのだが、煎った方が好ましいだろう。聞くところによれば、ゴーヤ茶は「便秘」に効能があるようだ。年齢を重ねると腸の働きが弱ってくる。とりわけ中高年のご婦人に多い症状なようで、助けとなってくれるかも知れない。沖縄特産のゴーヤ、近年まで余り関心も無かったのだが、飲食し始めてみると結構間に合う食材のようで重宝している。栽培も簡単で、気軽に挑戦できる事が有り難い。もうシーズンは終わったのだが、興味がおありであれば来夏をお楽しみに。
④カットした断片はザル等に広げ、天日干しで良く乾燥させる。