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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

1ヶ月ぶりの再会

2022年09月01日 05時40分12秒 | 余話

まさか人恋しさに陥ろうとは想像だにしなかった。何がって、例の流行り病の後日談である。既述したように、7月末に感染し、以降の生活は以下のように辿っていった。感染→隔離期間→自粛期間→短縮作業期間→平常ベース・・・・ここまで経過するのに凡そ1ヶ月の時間を要した。その間仲間に遭遇する事も無く、家族のみとの生活が続いたのだ。短縮作業の期間にはいっても、農園での滞在時間が短いため仲間との遭遇は無かった。無論一人での作業でも支障は無いのだが、仲間の声が聞こえないのは寂しいもの。良く聞く話だが、人間の最大の弱点は「孤独」だとか。他のものには耐えれても、こればかりは克服できないのだとか何とか。

平常ベースに戻って最初に遭遇したのが「長老」だった。画像の主だが、夏野菜の残骸処理に勤しんでいた。農園からあがる煙の束を見ていると、何故かホッとしてくる。どうやら平常の生活に戻れたなあ・・・・・・との安堵感で満たされるのだろう。聞けば長老もあまり出動してなかった様子で、例の流行り病や熱中症の可能性を危惧していた模様だ。さもありなんと思う。おそらく他のメンバーも同様なんだろう。続いて出会ったのが「大御所」、足が痛いとぼやきながらも農園通いは止めれないようだ。引き続いて出会ったのが、東大阪からの「草刈り名人」、車で1時間も掛かるのに精勤な事だ。遭遇しだしたら次々と出会いの機会が生まれ、何故か幸福感に満たされるような心境に。

長老からは差し入れのゴーヤを頂戴した。沖縄特産の野菜で、最近はこの近辺でも良く見掛ける。子狸も栽培していたが、とっくにシーズンは終わっていた。長老は遅めの栽培だった模様で、ゴーヤの棚は青々としており、今が盛りの状態のようだ、ゴーヤはゴーヤチャンプルにして賞味するのが一般的かと思うが、我が家ではテンプラにする事が多い。ゴーヤとちくわを輪切りにしてテンプラにする、簡素な料理だが結構食べれますのでお試しあれば。ゴーヤとキュウリの残滓がまだ子狸の棚には残っている。作業は平常ベースに戻ったとはいえ、進捗状況は今一歩。冬野菜の種蒔きシーズンに入っているのだが、未だ当分は蒔けそうにも無いようだ。