小さな地域は大きな家族(IN北海道下川町)

小さな集落の持つ魅力や、理想の暮らしを目指す日々をテーマとしたブログです!!

2019年から2020年へ(馬と森と共に)

2020-01-04 21:59:00 | 日記

▼あけましておめでとうございます▼  

自給自足・地産地消の暮らしを求めて北海道下川町へ移住して22年、

妻(早智)と共にその実践を重ねて12年、愛馬ハナを飼い始めて4年、

地元の要望を受けて地元新聞記者となって11年以上が経過しました。  

昨年は愛馬に乗って、町内のさまざまな施設や場所、峠を越えて隣接する村の民宿を訪れ、多くの方と交流させていただき、愛馬と共に買い物や食事、自然観察なども楽しみました。

 「森林の恵みを持続的な形で大切に生かして暮らせば人はそれだけで生きていける」  

「そのとき、その場所で得られる食材には、そのとき、その場所で生きる人へ必要な栄養を与えてくれる」。

下川町の自然と人々、そこでの暮らしが教えてくれました。

 【「食」と「エネルギー」の自給自足・地産地消】をこれからも追及して  下川町暮らしを楽しんでいきたいと思います。  

1つ課題と感じているのは「森林の残材」の活用です。  私の森林と住宅は少し離れた場所にあります。間伐後の残材を運び出すのは手間でけっこう置きっぱなし。残材は丸太だけでなく、枯れ枝も簡単に折ることができるし、薪の焚付けはもちろんですが料理や炊飯の燃料としても使えて便利です。薪ストーブシーズンはその熱が料理や湯沸かし、炊飯の熱源になっていますが、シーズン以外の炊飯・料理には折った枝を燃料にロケットストーブやウッドストーブで行うことも多いです。そんな中、森林資源を有効に使うには森林に住むことが重要と感じています。別荘を構えて一定期間、森林に住めれば、もっと森林を生かせる気がしています。

【記者の仕事】は、地域の課題や取り組み、互いの意見・悩みを共有し、人が繋がり合えるような記事、日々地道に頑張っている方々、夢を目指す人々にスポットを当てた記事を心掛けたいです。どうかご助言、情報・意見のご提供、ご指摘をお願いいたします。  

「馬」は今年、乗馬で隣接の名寄市内(1泊2日旅)へ行きたいと思っています。 昨年同様に乗馬で町内のさまざまな方々のもとへ訪れながら交流も深め、地域の皆さんと馬のある日常を普及していきたいです。 新年は大好きな、北海道下川町で、さらに暮らしも仕事も馬活動も一歩、前進できればと思います。これからもよろしくお願い致します。

▼今年もよろしくお願いします▼

2019年・・・6月~7月末まで、美桑が丘林間放牧(ササを食べさせ植生改善)
 その間、みくわの日やみくわキャンプでの乗馬体験森ジャム参加、
 小学校森林環境教育、認定こども園森遊び、森のようちえんで触れ合いの場提供
 市街地、老人ホーム、元町公区レクレーション、高齢者サロン(共生型住まいの場)
 老人クラブなどを乗馬で訪問し、馬放牧による触れ合いや乗馬体験を提供
 乗馬による市街地商店での買い物を実験的に実施
     《馬を通じた幅広い世代の住民の方々との触れ合いの場に》

 乗馬で上名寄の農家訪問、上名寄頭首工往復のサクラマスポタリングに参加
 郊外のレストラン(モレーナ)へ馬で往復して昼食会を楽しんだ。
  9月~ 乗馬で移動し、一の橋市街地放牧と野外交流会実施
      町障害者支援施設山びこ学園と馬触れ合いや乗馬体験
 合宿ポタリングに参加し乗馬で天北峠越えし、
   1泊2日の旅西興部村上興部宿泊・地元と交流)

 馬糞野菜栽培の拡大中(自給・物々交換へ活用)

 他に随時、馬と自転車で走るポタリング活動、乗馬体験受け入れなど実施。

 


馬のある暮らしを目指して。。。

2019-01-01 19:07:00 | 小峰B&B

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私が馬を飼う理由。それはずばり北海道の持続可能で豊かな暮らしを考えたときに、馬と共存した暮らしが不可欠だからです。馬の多面的な機能を生かすことで北海道で抱える多くの地域課題が解決できると確信しています。
特に自然と共存して生きられる和種「ドサンコ」を決して絶やしてはいけない。そのために和種馬の可能性を追求して、次世代へつないでいきたいと思っています。

現在実施していることは・・・
月1、2回のリンリン倶楽部のドサンコポタリング(乗馬でのおでかけ・町内各地巡り)
季節ごとの移動放牧(三の橋・南町みくわ・市街地・一の橋など)
幼児センター・小学生・町内会(公区住民)との交流
みくわ・三の橋・一の橋のイベント等の乗馬体験
注意★みくわでの放牧活動は森林づくりを兼ねて「22世紀コミュニティ研究会」として活動実施

馬糞活用プロジェクト<草→糞→付加価値ある資源としての循環>
・馬糞を自家菜園に活用、3年目が経過し馬糞の効果が高い作物も見えてきて4年目からは可能性の高い作物をさらに増やしていく。馬糞活用拡大予定。
・物々交換の手段に馬糞を活用。みくわ、ヨックル、一般家庭の自然農園へ提供中( 馬糞との物々交換は可能な範囲で随時、対応していきます )
日常的活動
・朝2時間、夕方1時間の世話(餌・水あげ・馬糞回収)と調教(乗馬・調馬策・引馬・ブラッシング・蹄手入れ)
今後の展望
・馬糞作物は物々交換だけでなく、町内の動きとも連携して自家野菜販売等にも生かしたい。
・馬そりへの展開を検討中。まずはドサンコ用そり製作(地元の方に相談予定)。
・いろいろな人と連携して、馬での野菜販売や広報活動などもやってみたい。

<今後はFacebook​ でよろしくお願いします>


三の橋渡るドサンコ・ハナ

2018-09-01 22:09:00 | インポート
7月30日―ドサンコ・ハナ三の橋へ戻る―
猛暑。身近な方々が暑さでダウンするような厳しい暑さが続く中、愛馬ハナは移動放牧中だった「美桑が丘」を乗馬で出発し、通常の放牧地である三の橋牧草地を目指した。自転車の妻とF氏と乗馬の私で今回初めて、市街地から直接、三の橋を渡って回り道せずに国道を抜けて三の橋へ。途中市街地で私が帰りに使う折りたたみ自転車を借りたものの、実質15分で戻ることができた。

「三の橋」は十分な幅が確保されておらず、自転車や歩行者にとっても優しくない。
しかしながら通行車両が気遣うことでこれを補うことができるはずだ。
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馬は軽車両。車道を走るのだけど、通行車両が徐行して少し距離に余裕を持って追い越してくださったり、道を譲ってくださったりする心遣いに優しさを感じるとともに感謝。自転車に乗る子どもや高齢者も…野生動物も。牛や馬も。そして自動車も。誰もが安心して通行できる社会でありたいですね。


愛馬で簡易柵利用の草刈り

2018-08-28 21:52:00 | インポート
6,7月の2か月、愛馬ハナ(ドサンコ)の下川町市街地付近・美桑が丘での放牧期間中、新たに試したのは電気柵用の予備バッテリーを導入し、ハナに草を食べてもらうための簡易柵を設置したことである。
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林内に電気柵を広く張り巡らせた通常用の放牧地の他、草を食べさせたい場所に1、2日で食べきれる範囲内で、
ポールを4、5本打ち込み、そこを白い紐状の電線で囲って愛馬を放牧した。夜間はその都度、通常用の放牧地に戻した。簡易柵の草が食べ終わったら外して場所を移動して、またその草を食べさせるーその繰り返し。
愛馬は電気が流れていなくても電線の枠外へ出てはだめーと認識しているのでそのままでも出ることはないが、
自分がその場を離れるときは予備バッテリーを接続して電気も流しておくことで、うっかり外に出てしまうということも予防ができる。簡易柵は美桑が丘と自宅庭で利用したが、なかなか有効な手段と感じている。​


元町公区(町内会)レク復活と愛馬

2018-07-29 14:11:00 | インポート
7月21日―元町レク(交流会)でした。りんどう会館敷地にて開催。
みんなで話し合って住民が楽しめるものをーと初めての試み。
とはいえ、屋外食事会は過去にはあったので久しぶりか。
ジンギスカンをベースに公区住民自主企画を融合。
ミニロケットストーブ炊飯と太陽光発電コーヒー、そして愛馬ハナとの触れ合いと乗馬体験。
幅広い世代の公区住民43人が交流を楽しみました。
どの企画も大好評。楽しいひとときとなりました。
自主企画の輪が広がって住民みんなで楽しむ場になっていくことを期待。
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6月~7月の美桑が丘放牧中の2か月間、週に1回、自宅庭で愛馬ハナを放牧。
近所の子どもや大人、高齢の方々にも馬との触れ合いを楽しんでいただいた。
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