前回記事の続きで、『京の七夕』というイベントの記事です。
このイベントには、京都市内のいくつかの寺院・神社も参加し、夜間ライトアップを行っています。
その中には、本シリーズで何度かとりあげた、大陰陽師・安倍晴明を祀る晴明神社もありました。
今回、せっかくの機会なので久しぶりに訪れてみました。
前回記事の『京の七夕』・堀川会場の出口にある堀川一条付近。
これは、まだ日が沈み始めた時間帯の写真です。
なお、ここへの最寄りの交通機関は、京都市営バスの「一条戻り橋・晴明神社前」停留所です。
堀川通りに面した、「一の鳥居」と、そこを守る狛犬(唐獅子か?)。
夕闇の「一条戻り橋・式神像」。
「一の鳥居」をくぐってすぐのところにある大きな狛犬。
ちなみに、私が『嗚呼、負け犬の遠吠え日記』やツイッターで使っているアイコンは、この狛犬の顔なのです。
ご存知でしたか?
さすが、晴明神社。
下水か浄化槽のふたも、このとおり。
小さな通りを挟んで、二番目の鳥居があります。
その向こうにシリーズ第1回や第79回などでとりあえげた本殿が、鳥居の横には第63回でとりあげた、「千利休屋敷跡」の石碑があります。
鳥居から境内に入ります。
すぐ右のところに、手水舎と第63回でとりあげた「晴明井」があります。
ここで手を洗い、口をゆすいで身を清めるのは、神社参拝の基本です。
ついでに、「晴明井」の水を少しだけ飲んでのどを潤します。
連日の猛暑で、すぐにのどが渇いてたまりませんので……。
境内の絵馬舎と授与所(売店)。
若い人たちが何人も来ています。
夢枕獏などの小説などで取り上げられ、祭神・安倍晴明がブレイクして大人気を得るまでは、本当に忘れられたような小さな神社だったそうです。
それが今では、若い人たちを含む多くの参拝者・観光客が訪れています。
ところで、私が今まで使ってきた晴明神社の厄除けお守り(シリーズ第14回で購入しました)を、納札所に納めます。
聞きかじりの知識なのですが、一年以上経ったお守りは、元の神社に返した方がよいそうです。
もう一年以上はお世話になってきました。
お疲れ様、今まで守ってきてくれてありがとう。
そして本殿へお参り。
本殿横には、祭神・安倍晴明像も。
ここでお参り。
その本殿の横に、シリーズ第14回でとりあげた「厄除け桃」の像。
もちろん、この桃に触れて厄を落としていきます。
本殿横の末社には、お稲荷さんが祀ってあります。
「安倍晴明の母親は葛葉姫(くずのはひめ)という狐で、晴明は狐の血をひいている」という伝説もあるから、稲荷が祀ってあるのでしょうか。
ここにもお参りしていきます。
以前何かの占いで出たのですが、私の守護神は宇迦之御魂(うかのみたま)神、つまりお稲荷さんだそうですから(笑)。
本殿と末社の前には、樹齢300年以上という楠のご神木が。
手を触れて、パワーを分けてもらおうという参拝者も居ます。
私も手を触れて、ちょっとでもパワーを分けてもらいたいです。
古いお守りを納札所に返したのですから、新しいお守りを買わなければ。
ちょうどその時、この期間限定というおみくじ付きの「七夕まもり」を売っていましたので、それを買いました。
このお守りは、15日くらいまでしか売っていないそうです。
ちなみに、おみくじの結果は「小吉」でした。
まあ、こんなもんか(笑)。
こうして久しぶりの参拝を終えて、この霊場を後にします。
なお、一条戻り橋の下にもよってきましたので、次回はその記事でも書きます。
晴明神社のホームページ
http://www.seimeijinja.jp/
京の七夕ホームページ
http://www.kyoto-tanabata.jp/index.html
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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