京都の闇に魅せられて(新館)

京都妖怪探訪(127):晴明神社の七夕・2011年





 前回記事の続きで、『京の七夕』というイベントの記事です。
 このイベントには、京都市内のいくつかの寺院・神社も参加し、夜間ライトアップを行っています。
 その中には、本シリーズで何度かとりあげた、大陰陽師・安倍晴明を祀る晴明神社もありました。
 今回、せっかくの機会なので久しぶりに訪れてみました。


 前回記事『京の七夕』・堀川会場の出口にある堀川一条付近。
 




 これは、まだ日が沈み始めた時間帯の写真です。
 なお、ここへの最寄りの交通機関は、京都市営バス「一条戻り橋・晴明神社前」停留所です。

 堀川通りに面した、「一の鳥居」と、そこを守る狛犬(唐獅子か?)。









 夕闇の「一条戻り橋・式神像」。






 「一の鳥居」をくぐってすぐのところにある大きな狛犬。






 ちなみに、私が『嗚呼、負け犬の遠吠え日記』ツイッターで使っているアイコンは、この狛犬の顔なのです。
 ご存知でしたか?

 さすが、晴明神社。
 下水か浄化槽のふたも、このとおり。






 小さな通りを挟んで、二番目の鳥居があります。





 その向こうにシリーズ第1回第79回などでとりあえげた本殿が、鳥居の横には第63回でとりあげた、「千利休屋敷跡」の石碑があります。

 鳥居から境内に入ります。
 すぐ右のところに、手水舎と第63回でとりあげた「晴明井」があります。








 ここで手を洗い、口をゆすいで身を清めるのは、神社参拝の基本です。
 ついでに、「晴明井」の水を少しだけ飲んでのどを潤します。
 連日の猛暑で、すぐにのどが渇いてたまりませんので……。


 境内の絵馬舎と授与所(売店)。





 若い人たちが何人も来ています。
 夢枕獏などの小説などで取り上げられ、祭神・安倍晴明がブレイクして大人気を得るまでは、本当に忘れられたような小さな神社だったそうです。
 それが今では、若い人たちを含む多くの参拝者・観光客が訪れています。

 ところで、私が今まで使ってきた晴明神社の厄除けお守り(シリーズ第14回で購入しました)を、納札所に納めます。





 聞きかじりの知識なのですが、一年以上経ったお守りは、元の神社に返した方がよいそうです。
 もう一年以上はお世話になってきました。
 お疲れ様、今まで守ってきてくれてありがとう。


 そして本殿へお参り。
 本殿横には、祭神・安倍晴明像も。









 ここでお参り。
 その本殿の横に、シリーズ第14回でとりあげた「厄除け桃」の像。





 もちろん、この桃に触れて厄を落としていきます。


 本殿横の末社には、お稲荷さんが祀ってあります。





 「安倍晴明の母親は葛葉姫(くずのはひめ)という狐で、晴明は狐の血をひいている」という伝説もあるから、稲荷が祀ってあるのでしょうか。
 ここにもお参りしていきます。
 以前何かの占いで出たのですが、私の守護神は宇迦之御魂(うかのみたま)神、つまりお稲荷さんだそうですから(笑)。

 本殿と末社の前には、樹齢300年以上という楠のご神木が。








 
 手を触れて、パワーを分けてもらおうという参拝者も居ます。
 私も手を触れて、ちょっとでもパワーを分けてもらいたいです。





 
 古いお守りを納札所に返したのですから、新しいお守りを買わなければ。

 ちょうどその時、この期間限定というおみくじ付きの「七夕まもり」を売っていましたので、それを買いました。








 このお守りは、15日くらいまでしか売っていないそうです。
 ちなみに、おみくじの結果は「小吉」でした。
 まあ、こんなもんか(笑)。


 こうして久しぶりの参拝を終えて、この霊場を後にします。
 なお、一条戻り橋の下にもよってきましたので、次回はその記事でも書きます。


 

晴明神社のホームページ
http://www.seimeijinja.jp/



京の七夕ホームページ
http://www.kyoto-tanabata.jp/index.html




*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




ふるさとを守る脱米救国バナー ふるさとを守る脱米救国バナー

コメント一覧

小路@管理人
http://moon.ap.teacup.com/komichi/
>わ~い、お茶さん

 いつもコメントありがとうございます。
 この記事はお気に召していただけたでしょうか。

 晴明を祀る場所は、京都の内外にも他にもあって、そこもまた訪れ、記事にしたいと思います。
 剣を振り上げた文殊菩薩を祀る晴明ゆかりの神社……どこだったかなあ、探して訪れたいですね。

 狐と、稲荷と、陀枳尼天。
 この3つは、京都及び日本の暗黒面にも深く関わっているそうで、興味はありますね。
 『京都妖怪探訪』にも、「稲荷関連エントリー集」のコーナー作ってとりあげてみるのもいいかもしれません。
 ただ、すぐには出来ないですが、ね。
わ~い、お茶
こんばんは、雨の京都もいいですが、清明神社とは・・・「幽玄」の語源はこれかと思う程です。陰陽道といえば道教より派生し、清明の五芒星「セーマン」に対して清明の最大のライバル、芦屋道満(難しい字なので分かりませんでした)の九字は「ドーマン」と呼ばれともに「セーマン・ドーマン」と呼ばれ
魔除けのアイテムとなっています。阿倍清明を祀る神社は他にもあってそこには剣を振り上げた文殊菩薩が祀ってあるそうです。何でも狐は文殊菩薩の化身だそうで菩薩の持つ剣は煩悩を断ち切る象徴だそうです。なぜ狐の
姿をとるかは確か密教にその理由があったのですが思い出せません。狐(ダキニ天)と大黒天の関係なら分かるのですが、内容が一部
18禁になるので割愛しますが・・・
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「妖怪スポット」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事