京都の闇に魅せられて(新館)

祇園祭「綾傘鉾」 @ 京都妖怪探訪(368)





 どうも、こんにちは。
 今月いっぱいくらいは「祇園祭」の話を続けます。

 今回は山鉾のひとつ「綾傘鉾」です。
 また、「綾傘鉾」の会所となっている「大原神社」も訪れました。
 この「綾傘鉾」は、神話や伝説、妖怪や英雄をモチーフにしたものではありません。
 ただこの「綾傘鉾」。現在の形の山鉾が作られる前の、古い形の傘鉾だそうです。

 京都市の中心部・四条烏丸に近い場所にある大原神社の前辺り。





 こうして近くで見ると、結構大きいですね。
 天女の姿が描かれた幕が印象的です。


 大原神社。この中に綾傘鉾が安置され、近年では中に会所も作られたそうです。
 





 参拝のために中へ。






 綾傘鉾の飾りや、関連するものがいろいろと祀られています。
 奥にかけられた「牛頭天皇(ごすてんのう)」、日本神話のスサノオ神と習合された八坂神社の祭神です。


 お囃子などに使うものでしょうか。お面なども安置されています。





 近くで見ると、結構リアルで……少し怖い感じもします(笑)。






 そして、綾傘鉾の頂上に飾られる鶏の像です。








 保存会の方のお話のよりますと、「何百年も生きてこられた鶏様(にわとり)様」だそうです。
 作られてから何百年も経つような、古くて貴重な品だということかと、その時は思いましたが。
 後で少し調べますと、「にわとり様」と呼ばれたのには、他にもわけがあったのですね。
 祇園祭の傘鉾には、「神霊などを乗せて運ぶ」「神霊などが乗り移る依り代」などという意味もあるそうです。つまり、綾傘鉾の上に立つ鶏像にも神が宿っている。
 だから「にわとり様」ということだったのですね。


 最後は、昨年の記事からですが、「綾傘鉾」巡行の様子です。










 それでは、今回はここまで。
 次回も、今月いっぱいは、祇園祭の山鉾についてとりあげたいと思います。
 また次回。




*大原神社への地図はこちらです。




*祇園祭のHP
http://www.gionmatsuri.jp/




*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




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