どうも、こんにちは。
『京都妖怪探訪』シリーズと並行しながら、ぼちぼち続けているこのシリーズも4回目です。
今回、前々回と前回で山科「二の講」を訪れた時に見つけました、持ち帰り餃子の専門店を紹介します。
「二の講」の場所を探して、名神高速道路の高架下をくぐって東へ。
その途中で、こんな店を発見しました。
何というか、お世辞にもあまりきれいとは言えない、プレハブの掘っ建て小屋という感じの建物(失礼!)
しかしながら。
前職(建設土木など関連)で京都各地とその土地の店を回り、さらに『京都妖怪探訪』シリーズでも同じように各地を回った私の経験とカンは……「こういう一見ぱっとしない店の中にも、美味しい店、ユニークな店があるものだ」と告げています。
少しでも気になった店にはとりあえず入ってみる。とりあえず何か食ってみる。
こういうポリシーで各地の店を回ってますので。
だから太ってしまうのですが(苦笑)、そういう話はとりあえず横へ置いておきまして。
中へ入ってみます。
壁一面にメニューが貼られています。
「しそ餃子」「チーズ餃子」「黒にんにく餃子」など、なかなか面白そうな、いろんな種類の餃子があるようです。「肉団子」「とり唐揚げ」「黒ごま団子」といった定番メニューも。
生餃子が「1ヶ15円」とは。1個あたりの値段が、あの「餃子の王将」より安いのは驚きでしたが。
でもよく見ると、ここは持ち帰り専門で、イートインのための場所はないようです。
今回は「生餃子」の他、「チーズ餃子」「ピリ辛餃子」「黒にんにく餃子」、そしてデザートに「黒ごま団子」を買っていきました。
それを家で炒めてみたのが、以下に。
その中で私がお勧めなのは、わりとあっさりした味わいの「黒にんにく餃子」と、もっちりした感じのする「チーズ餃子」でしょうか。
これを実際に食べた人の中には「これ、素人くさい作りやなー」と言った人が居ました。
何故かと尋ねてみたら、その人が食べたことのある高級餃子と比べたら「皮が厚いから」とのことでした。
いえいえ。そういう高級餃子とは違って、ちょっと皮が厚いとかそういう素人くさい(失礼かな?)味わいも、家庭的な感じがしていいものだと思いますよ。
デザートに揚げた「黒ごま団子」。
「餃子の王将」などの中華料理店で出されるごま団子と違って、きれいにキツネ色には仕上がってはいません。また、皮が少し破れて中から餡が少しはみ出しているのがどんくさいですが。
でも食べてみたら、カラッとした歯ごたえと舌触りのある、甘くて美味しい団子でしたよ。
ただこのお店がある辺りは、公共交通機関の便があまりいいとは言えません。
閑静な郊外の住宅街という感じの土地で、近くにはマンションも見られます。おそらくは地元の方向けに販売されているのでしょう。
また、後から少し調べてわかったことですが、大阪などの中華料理店などに出荷もしているそうです。
つまり、主に地元の方々や特定の取引先向けに商売されているようですので、観光客などそれ以外の一般の方が訪れるのには、難しいかもしれません。
私みたいな、地域外から来た「余所者」が訪れて買って帰るというのも、あまりないのかもしれません。
ただそれでも。
このシリーズでは、こうした一般の観光客などがあまり訪れないような、他のメディアに取り上げられない、それ以前に見落とされてしまうようなこうした地域の店舗にも目を向け、どんどん発掘・紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしく。
それでは、今回はここまで。
また次回。
*『アドバンスフード』の情報についてはこちら。
*『京都妖怪探訪』シリーズもよろしく!
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