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京都の闇に魅せられて(新館)

城南宮の早咲きの梅・後編 @ 京都妖怪探訪(727)






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 どうも、こんにちは。
 シリーズ前回に引き続いて今年(2021年、令和3年)の『霊場魔所の梅花』シリーズの第2回目、京都の南に建つ古社・城南宮の広大な神苑を巡ります。


 シリーズ前回に続いて、神苑の中を歩き続けます。
 ここは本殿裏の辺りでしょうか。






 この辺りは椿の花々が続きます。
















 さらに進んで。






 神楽殿の裏でしょうか、見事に咲き誇る紅白の梅が。













 そこから「平安の庭」と呼ばれる、冬の庭を。



















 「平安の庭」を過ぎ、「城南宮離宮の庭」、「桃山の庭」へ。













 「室町の庭」へ






 それにしても広いです。
 しかも、手入れもよく行き届いています。
 これだけの神苑を維持し続けるには、相当な手間と労力、そして費用を要する筈です。
 この美しく広大な神苑こそが、この城南宮という古社の力を示しているようです。
 この古社の歴史を見てみると。
 平安時代後期、いわゆる院政の時代になりますと、城南宮の周辺に白河上皇や鳥羽上皇が離宮を建て、この地域は実質的な政治の中心地となり、城南宮も離宮の鎮守社として信仰されます。
 その後の時代も、その時々の有力者や権力者に利用され、支持・信仰され続けてきました。
 政教分離の現在でも。平安京の霊的・呪術的防衛という本来の、歴史的な役割を終えた後でも、その経済力などは維持し続けてこられた。
 そう言えば。
 神苑を「平安の庭」→「城南宮離宮の庭」→「安土桃山の庭」→「室町の庭」と歩いてきましたが、このネーミングは、時代を経る毎に神苑が拡大していったことを示しているのでしょうか。
 これは本当に大したものだと思います。


 茶室「楽水軒」の前にも見事な紅梅の梅が。








 元々この古社は、平安京の霊的・呪術的防衛の為に創られたものですが。
 もっとはっきり言えば、時の権力者たち(平安京遷都した桓武天皇や藤原氏)が抱き続けてきた、親族を含む多くの人を死や破滅に追いやってきた故にその怨霊を恐れ続けるという、心のやましさから創られたものですが。
 そんな暗い、おどろおどろしい歴史を、今では微塵も感じさせません。






 今回はここまで。
 また次回。




*城南宮へのアクセスはこちら




*城南宮のHP
https://www.jonangu.com/




*『京都妖怪探訪』シリーズ
https://kyotoyokai.jp/




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