カテーテルアブレーション体験記

心房細動のカテーテルアブレーションの体験を綴る

漢字一字

2010年12月12日 | Weblog

 先日、平成22年の世相を表す漢字一字は「暑」と発表されましたが私にとっての漢字一字は「驚」です。

  心房細動とはサヨナラの心算でいたのですが、そうは問屋が卸しませんでした。術後2年余の再発には驚きました。

 でも振り返ってみるとこの一年、発作が一度はあったが、総じて体調は良かったように思う。正確に言うと「安」一時だけ「驚」と言うべきか。

 その後携帯用心電図計を時々使用してみるが異常は無し。


 1年を振り返ってみると。。。

 1月はカンボジアへ。真冬の日本から30度を超す蒸し暑いアンコールワットへ、遺 跡群を連日歩き回ったが、大丈夫だった。
 2月は国内旅行。
 4月は国内旅行と20Kハイキング。もう高い山は気力、体力が無く無理だが20Kはまだ歩けると自信が付く。
 6月心房細動!シベノール、コンスタンの内服と点滴で治まる。11日間の海外旅行を予定していたのだが、準備のストレスか?先生には英文の診断書を持って行けば大丈夫と言われたが、気持ちが萎えキャンセルする。
 9月国内旅行。9月になっても暑い毎日だったが無事帰宅。
 その他日帰りの旅行を5回、月1回のハイキング。又、公民館、図書館の講座を週5回位受講している(自転車で往復7キロ)が体調が悪くて休むという事はなかった。
こう書き出して見ると、少々やり過ぎ?と思わないでもない。

 術前は発作が心配で予定が中々立てられなかったが、海外は少々躊躇するが国内は迷うことなく予定を入れる事が出来るようになった。

 現在私は医療過疎地?と言ってもいい所に住んでいる。一昨年、市立病院に循環器の専門医が常勤で来られましたが、来年は常勤ではなくなるとか。。。
近くで常勤の所は市立病院しかないので少々不安です。バクバクする心臓を抱え八王子まで行くのはしんどいなと思う。

 来年は過労、ストレスに注意し心房細動になることなく安定、安泰、安心の「安」の一字で過せればと思う。