『へルタースケルター』2012年公開
※綾野さん出演シーンのみ少々ネタバレあります。
約1年ぶりに観ました。
前も面白かったけど、2回目はもっと面白かった
蜷川実花さんの色彩の美しさは半端ない。
家具や小物まで、微に入り細に渡って、徹底的にこだわってるとことが素敵!
それに、沢尻エリカさんを最高級に可愛く映し出していると思う。
彼女があれだけ美しくて魅力的だと、
非現実的な話でも、リアリティ感じちゃう。
圧倒的な美しさが、画面いっぱいに溢れてた。
20代でリリコを演じられる女優さんって・・・他に浮かばないかも。
そんなリリコに心酔してしまう、男性のひとり、しんちゃん(綾野剛さん)
年上の彼女は、リリコのマネージャーハダちゃん(寺島しのぶさん)
「ミチコがいないと、なんにもできないよぉ」
と、甘えん坊なセリフを宣いながら
とろけそうな笑顔をふりまく金髪男。
かと思えば、「ちょっとだけ~~」と言いながら
ハダちゃんのバックからお金を取ろうとするんですよね。
あかんヤツや~~ッ!!
と思うんだけど・・・
惚れた弱みは、ハダちゃんもわたくしも同じ
って、私の事はどうでもいい?笑
そこへリリコがやってきて、しんちゃんを見つめながら
「この唇が、いつもハダちゃんを虜にしてるんだぁ。。」
というと、唇クッとかみしめるしんちゃん。
「ねっ?キスしていい?」
と聞くと、、
なんとなんと!
恋人のハダちゃんに、許可を得ようとするこの表情 おいおいっ
てか、もうキスする気満々だし。
この後、リリコとしんちゃんは、ちょ~激しくイヤらしく
男女の一線を飛び越えてしまいます。
恋人のハダちゃんの目の前で。
現実にはなかなかありえない状況ですが、
そこはリリコとしんちゃんですもんね。
ヤバイほどにリアルでしたw
しんちゃんな綾野さん
軽くて空っぽな男の子を、しなやかに生きてました。
笑うとこじゃないだろう~って、とこまで、なんだか可笑しくてね。
多分、最近にないおバカキャラだからかもしれません(笑)
リリコとの出来事を、思い出し笑いするところとか、
ハダちゃんからの着信を、冷めた目で見つめるとことか、、
も~こいつ終わってんな~てくらい
どうしようもない奴なんだよね。
呆れるくらい
サイテーなゲス男
それでも、、惚れた弱みかなぁ
憎めないんですよね。。
ハダちゃんと私(笑)