感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

マンハッタンで友人と会う

2022-10-02 | 日々思うこと

州のなかばにフロリダを襲ったハリケーンの影響でか、昨夜からこの辺りは、雨が結構降った。

土曜日の今朝も、シトシトとしている。

風はあまり吹いていないけれども気温は低く、外出はしたくないムード。

せっかく、渡り鳥のピークの時期なのにと、鳥たちはどうしているかなと、思いながらも、

今朝は公園に出かけるのをあきらめた。

50の声を聞くころから、雨の降る日に外出すると結構な割合で、その夜に体調を崩す。だからだ。

 

静かな朝だ。

 

昨日、数年ぶりにマンハッタンに足を下ろした。

友人に会いに出かけてきた。

そんな理由がない限り、行くことのないマンハッタン。

 

42丁目のバスターミナルで待ち合わせ、目的のハドソンヤードに歩いて向かう。

ハドソンヤードを訪れるのは、私も友人も初めて。

例のどんぐりのような、松ぼっくりのようなビル8階建てほどの高さになると言う階段建築物のある場所だ。

大勢で自転車に乗って運動をしているようなテントがあって、最近あんなのがあるんだと友人の話。屋外で、音楽を聴きながらヨガやったり、太極拳やったりするのの、バイスクルバージョンかと思った。

”自転車に乗って汗を流そう、SOULCYCLE”とある。

未だに、コロナの検査ブースがこうして設けられている。

 

ハリケーンの影響ではないだろうけれど、夜に降り始めるとの予報もあって、湿気を含んだ結構な風がビルの谷間を吹き抜けていた。

マンハッタンって、そうか、こんな風にビル風?吹いてたんだよなーと思い起こす。

出がけに首に巻いていたスカーフを毛糸のマフラーに取り換えてきたのは正解だった。長めのコートにしようかとも思ったけれど、それよりは、体をピチッと包む短めのジャケットの方がいいかと思い、これも出がけに着替えたわけで、それも正解だったかもしれない。

 

結局、外のベンチで話したり、ハイラインを歩こうかとか、思った計画は、この冷たい風のせいで変更になり、

モールの中のベンチに座って話し込むことになった。

 

ハイラインのスタート地点が、このすぐそばで、そこから南下してダウンタウンまで続く高架の上に作られた歩道は、観光名所のひとつなのだと聞いている。線路の名残があったりする高架を、緑とベンチをあしらって、遊歩道にしてあるとの事で、ある方曰く、デザインが凝りすぎなく、自然で大変よろしいとの事である。歩くのは、次の機会に。

広場の周りには、モールもあり、ホールフーズもある。コンサートホールもあり、歩いたり、腰を休めたりする屋外の空間も、マンハッタンの中にあるちょっとした公園風になっている。ここがマンハッタンの中と考えるならちょっと破格の余裕の広さだ。

周囲はまだ建設中のビルもあったりして、まだ完成したわけではないと聞いている。

観光客が戻っているのが感じられた。

 

治安が治安がとメディアが騒ぐニューヨークなので、

一人で歩くのは、さすがに少々憚れるけれど、女二人で歩くなら心強い。

 

友人と過ごしたマンハッタンでの数時間、9月30日。

頭がよく、多岐にわたって関心事が多く、また、実際に多くの事を経験したり、やってきた彼女の話は、私にしてみると未知のエリアの事だったりして、聞くに面白く、飽きることがない。理数系に強い彼女なので、話が基本いい加減でない。それに、互いの事情をある程度知っている関係だからか、変に隠し立てする必要がない関係と言うのは、いいものだなと、シミジミ。

あっという間の数時間だった。

 

ハドソンヤードから、まっすぐ33丁目を東に向かってコリアンタウンで昼食。

右手にマンハッタンの郵便局とその向こうにマジソンスクエア―ガーデン、左手前方にエンパイアーステイとビルが見える。

 


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