九重自然史研究所便り

昆虫採集と観察のすすめ

もう一度彦根付近で昆虫採集をしたい

2016-02-01 22:46:31 | 日記
琵琶湖博物館の宮田コレクションには約50~60年前に主として彦根付近で採集した標本が1884匹残っています。これほどまとまった数の昔の標本が残っているのは滋賀県では私の標本だけかもしれません。チョウの標本は採集者が多く古い標本もありますが、私のコレクションはあらゆる昆虫を選り好みしないで採集している点が特徴です。
 彦根市内で最も多くの昆虫が採れた場所はどこかというと彦根市石ヶ埼町の屋敷内で、420匹の標本が残っています。この庭は私の自然観察の原点です。その頃の採集ラベルの字は丸ペンを使い黒インキの手書きです。実に小さな字で綺麗に書かれており、今はそんな細かい文字を書くことができません。次に多いのは彦根市武奈町で266匹、彦根城あるいは城山のラベルがついた標本は248匹です。高校時代、特に結核で休学し復学してからは毎日のように東高校から城山を通って帰ったのにそれほど虫を採っていません。
 わたしはもう一度、彦根市の昆虫を調べたいと思っています。夜間採集は外堀の内側でやりたいと思っています。たとえば彦根東高校の前の三角形の駐車場や昔、近江高校があった付近で城山に向けて白布を張るのです。彦根の人がこのブログを見ていたら一度連絡してください。

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