中国株式市場のバブル崩壊は怖い!
私も週刊エコノミスト5/22号 「中国株バブル」を思わず買ってしまいました(笑)
その中の記事にある、「中国の株式市場は政府の支配下にある未成熟な市場である」という言葉が気をひきました。
中国市場が暴落すれば政府の株価維持策が発動される可能性が高い。
ただし、政府の証券市場改革で乱高下する可能性はある。
上海A株のPERは40倍を超えました。2006年の初めは20倍だったので、2倍になりました。それをバブルといえばいえます。
ただ、上海A株指数のPERは2001年初めに60倍を超えたときがあり、それと比べれば、まだ、かわいい(笑)
また、比較のために、90年代以降の日本の株式市場のPERのチャートを見つけたので、見てください。
PER70倍を超えているときもあります。日本の株式市場のPER
上海A株のPER40倍は高いけど、まだまだ上には上も。
ただ、2001年初めにPER60倍だったのが、2006年の5年間で3分の1のPER20倍まで下げ、ここ1年で2倍のPER40倍になりました。
水準はともかく、急激といえば急激です。警戒は必要。
グリーンスパンさんは、中国株式市場が「いずれ劇的な収縮が起きる」と発言しました。「いずれ」であって「今すぐ」ではない。
「今すぐ」って発言したら、世界中の株価が暴落するかもしれませんからね(笑)
ポールソンさんが5月に中国に行ったとき、外国人の中国株投資枠を100億ドルから300億ドルに増やすことを合意しました。
グリーンスパンさんの発言はこの合意を受けて、世界中の投資家の動きを牽制する意味もあると思います。
それ!とばかりに世界中の投資家の資金が中国株式市場になだれこむとまずいですからね。
また、中国政府に一層の資本市場改革を促す意味もあると思います。
グリーンスパンさんの発言って、グリーンスパンさん個人の発言であっても、米国政府の意向を汲んだものと考えられるのではないでしょうか。
要するに、米国政府は「中国が資本市場改革を進めないと、中国株が暴落して大変なことになりますよ」と脅して、中国政府に改革をせまっているというわけ。
中国政府としても、株式市場の整備を進めながら、何年間かかけて、何とか、ソフトランディングで世界の株式市場と同じPER20倍くらいまで下げたいのではないですか。
サブプライム問題といい、中国株式市場といい、グリーンスパンさんの発言がさまざまな波紋を呼びます。
グリーンスパンさんが余計なことを言うから・・・って向きもあると思いますが、市場の行き過ぎを牽制して、世界経済の発展を願っての発言と思えばよいのです。
グリーンスパンさんの発言に慌てず、騒がず、ただし、警戒は怠らず。
中国株式市場の暴落が起きるかどうかは、中国政府の腕次第。今すぐ、暴落!というのは慌てすぎ、騒ぎすぎ(笑)
ただし、今後、中国政府の市場改革が進むことによって、一時的に乱高下があるかも、黄信号。
そして、中国政府の市場改革があまりにも遅く、市場が暴走するとすれば、赤信号。
赤信号、みんなで渡れば怖くない?バブルの絶頂で、自分だけ逃げたいと妄想しています。
ぽちっとよろしく!
私も週刊エコノミスト5/22号 「中国株バブル」を思わず買ってしまいました(笑)
その中の記事にある、「中国の株式市場は政府の支配下にある未成熟な市場である」という言葉が気をひきました。
中国市場が暴落すれば政府の株価維持策が発動される可能性が高い。
ただし、政府の証券市場改革で乱高下する可能性はある。
上海A株のPERは40倍を超えました。2006年の初めは20倍だったので、2倍になりました。それをバブルといえばいえます。
ただ、上海A株指数のPERは2001年初めに60倍を超えたときがあり、それと比べれば、まだ、かわいい(笑)
また、比較のために、90年代以降の日本の株式市場のPERのチャートを見つけたので、見てください。
PER70倍を超えているときもあります。日本の株式市場のPER
上海A株のPER40倍は高いけど、まだまだ上には上も。
ただ、2001年初めにPER60倍だったのが、2006年の5年間で3分の1のPER20倍まで下げ、ここ1年で2倍のPER40倍になりました。
水準はともかく、急激といえば急激です。警戒は必要。
グリーンスパンさんは、中国株式市場が「いずれ劇的な収縮が起きる」と発言しました。「いずれ」であって「今すぐ」ではない。
「今すぐ」って発言したら、世界中の株価が暴落するかもしれませんからね(笑)
ポールソンさんが5月に中国に行ったとき、外国人の中国株投資枠を100億ドルから300億ドルに増やすことを合意しました。
グリーンスパンさんの発言はこの合意を受けて、世界中の投資家の動きを牽制する意味もあると思います。
それ!とばかりに世界中の投資家の資金が中国株式市場になだれこむとまずいですからね。
また、中国政府に一層の資本市場改革を促す意味もあると思います。
グリーンスパンさんの発言って、グリーンスパンさん個人の発言であっても、米国政府の意向を汲んだものと考えられるのではないでしょうか。
要するに、米国政府は「中国が資本市場改革を進めないと、中国株が暴落して大変なことになりますよ」と脅して、中国政府に改革をせまっているというわけ。
中国政府としても、株式市場の整備を進めながら、何年間かかけて、何とか、ソフトランディングで世界の株式市場と同じPER20倍くらいまで下げたいのではないですか。
サブプライム問題といい、中国株式市場といい、グリーンスパンさんの発言がさまざまな波紋を呼びます。
グリーンスパンさんが余計なことを言うから・・・って向きもあると思いますが、市場の行き過ぎを牽制して、世界経済の発展を願っての発言と思えばよいのです。
グリーンスパンさんの発言に慌てず、騒がず、ただし、警戒は怠らず。
中国株式市場の暴落が起きるかどうかは、中国政府の腕次第。今すぐ、暴落!というのは慌てすぎ、騒ぎすぎ(笑)
ただし、今後、中国政府の市場改革が進むことによって、一時的に乱高下があるかも、黄信号。
そして、中国政府の市場改革があまりにも遅く、市場が暴走するとすれば、赤信号。
赤信号、みんなで渡れば怖くない?バブルの絶頂で、自分だけ逃げたいと妄想しています。
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