ココのFX

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為替市場の関心事

2007-03-24 13:30:34 | トピックス
昨夜の米中古住宅販売の数字はかなりよかったにも関わらず、ドル円はわずかな上昇に止まりました。
米国景気の減速要因として、住宅市場の悪化が取り沙汰されており、それが利下げに繋がるのではないかといわれています。
中古住宅販売の数字がよいということは、景気減速、利下げが杞憂にすぎないことを示唆しています。
だから、本来はドル円はもっと上昇してもよかったと思いますが、ぐずぐずと元気がありませんでした(笑)
来週も新規住宅販売件数など重要経済指標発表が目白押しで、それをみてからということでしょうか。

ただ、2月の暴落をきっかけに、為替市場の関心事が、金利差から株式市場、債券市場、商品市場の動きに変わった可能性もあるのではないかと考えています。
株式市場、債券市場、商品市場が上昇すればキャリートレード継続で円安、下落すればキャリートレードの手仕舞いで円高。
昨夜は、住宅市場堅調で、NYダウは少し上がりましたが、利下げが遠のくという理由でしょうか、その後は元に戻ってもみもみでした。
だから、為替ももみ合って、ドル円も上昇しなかったのではないかと。

市場の関心事は絶対のようで、移ろうものなんですよね。
貿易黒字・赤字が最重要だったこともあるし、米国の財政赤字に焦点が当たったこともありました。
新聞などのマスコミもその時々で豹変しますから(笑)

もう少し書くと、私は、底流で円安の流れがあり、円安の理由はその時々の都合で適当に作られるって考えています。
金利差が拡大するときはそれが理由になるし、金利差縮小、あるいは金利差が変わらないと金利差拡大では理由にならないので、今度は、株式市場の上昇などによるキャリートレードの拡大という理由で説明されます。

底流で円安の流れがあるとすれば、本当の理由は、絶対的な金利差で、それは各国の経済に依存していると思っています。
でも、それだけでは日々の変動の理由にならないので、マスコミは都合のよい理由を見つけ出して、もっともらしく書くわけです。
そうすると、市場参加者は、みんな、そんなものかと思い始めます。

トレーダーはエコノミストや評論家ではありません。
利益を上げるためには、意固地にならず、市場に素直に従ったほうがよいと思っています。

ぽちっとよろしく!


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1 コメント

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Unknown (ココ)
2007-03-25 17:29:20
kuniさん、コメントありがとうございます。
>「灯りの在る道」を歩いていく
いい言葉ですね。灯りの在る道を歩いていけるようにがんばります!
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