ここではないどこか

居住空間から出た世界(ここではないどこか)で出会った気になる物事

嗚呼、それが青春

2009-09-29 22:54:19 | 日記
久々に行ったレンタル屋さん。
目的はCDのレンタル。

聞きたい。
が、初めてのコトで買うには勇気が居る感じのアーティスト。

非常に有名なアーティスト。
でも古すぎて、オンタイムではなく、
何を聞いたら良いのかがわからない。

このような感覚が懐かしい。

洋楽を聴き始めた中学校の頃、
ビートルズを聴こうとレコード屋さんに行くものの、
何を買ったらいいのかがわからず、
店員さんに、
「どれに手をだせばいいでしょうか?」
というかなり無茶な問いかけをしたら、
サージェント・ペパーズを薦められる。

また、これが当時のCD化されて間もなくで、
輸入版だったので、万引き防止のえらい長い箱に入っており、
この空き箱を部屋に飾っていたりして。

という展開になると、リマスター版に話が行きそうだが、
今回は違うと。


古きより 得た印象は 時代とは
関係のない 良いものの良さ


一人目。美空ひばりさん。
二人目。吉田拓郎さん。

すごい。の、一言。
美空ひばりの「ジャズ&スタンダード」。
これがスゴイ。
美空ひばりは「愛燦燦」がどうしても聞きたく、
お目当てにしてたのですが、
このアルバムに目が行き、借りてビックリ。
あの「美空ひばり!」ってのではない展開、
すごい歌手だということを再認識しました。

また、「愛燦燦」、これももうスゴイ。
「川の流れのように」、やっぱり最後になるべくして生まれた曲。
そして僕のポケベルの着メロだった曲。

はぁ~。すごい。

そして吉田拓郎さま。
これまた、すごいです。
初めてちゃんと聞きました。

もうビックリでした。
ヘビー・ローテーション中。
どうしよう。

青春。
いったい何だろう。
ただひとつこれだけはいえるだろう。
僕たちは大人より時間が多い。

何かをしないではいられない。
この貴重なひとときを僕たちは。


すごいなぁ。。。

<新橋のおすすめスポット2>
そんな70年代を彷彿させるステンドグラスが、
東海道線ホーム、品川よりの階段下にあります。


沈黙?

2009-09-25 08:43:49 | 日記
未来の予言書なのか、
必然的にそのようになっていくのか。

オートバイの流行っぷりでAKIRAが浮かび、
政治家の発言っぷりはというと、
これは「沈黙の艦隊」。

ちょうど一年前の大統領選、
流行語になったような「We Can」は、
カイエダ艦長が国連総会に登場した際の、
「我々はできる」だし、
本日の新聞にも書いてある核の流れも、
どうも独立国家「やまと」の提唱を思い出す。

べネット大統領バリの三原則に期待。


「三」という 数がもたらす 展開は
ジワりと人を 奮い立たせる


人は本能的に、三段階の展開がシックリくるのではと思う。
三段跳び、ホップ、ステップ、ジャンプ。PDS。
三段落ち。三本柱。三光。三大○○。

何故か思い出したフレーズは、
「築地 入船 江戸の味」。

何故、思い出したんだ。。。

生き証人

2009-09-23 12:09:52 | 日記
着々と進む、東京駅の改装、
いや復旧工事。
昭和の姿が好きであったが、
あそこまで工事が進むとあきらめも。

中央郵便局も胡散臭いカバーの中、
解体が進む。
丸の内によくありがちな、
中途半端な一部保存という形で。
「見た目だけなのか?」というのが自分の意見。
内装のタイル、手すりの造形も素晴らしいのに。

ここ数年、東京の本、駅舎の本を読みあさり、
いくつかの実物を見て思う。

次は「新橋」だ!

地味に古いものが多いけど、
日の当たらない新橋。
街の雰囲気も同様。


静けさは はばたく前の 予兆かな
比例し来る 反動ひとしお


散々たる新橋ヒイキ。

街並みは激変しているが、
テレ東のような味付け。
古きを愛す発展に期待。

<新橋駅のビュー・スポット>
東海道線ホーム品川寄りの2kmポスト。
ささくれ具合、ペンキのはがれ具合がたまりません。

ゾーン

2009-09-23 00:30:24 | 日記
集中。
外的な誘因がなく、
自己の意識に確固たる目的が存在。

目的に向かう事のみを考え思考錯誤。
目的への道を模索し進み、
戻らされては模索し進み。

プラン立て。
描くはバーチャルと言うのか、
シミュレートというのか、仮設な範囲。

ファミコン・ウオーズのような、
シム・シティのような、
A列車で行こうのような、
信長の野望のような、
大戦略のような。

シミュレーションだ、やっぱ。

中断。。。
閑話休題。


酔いつつも 意識が描く 終点は
勢いの中ゆえ 理想の終着


現在、山手線。
外回りの最終。

ドア際に立ち、
ポール側には30歳くらいの男女。

仕事関係か。
女性ショートカット、かわいい。

男性、吊り革にぶらさがり酔い限界。

限界??

話す時の顔が近く、
タイミングよく揺れる電車。

ファーストキスか?否か?

僕たちの存在する外回り、終電。
止まりの駅は泊りの駅。


なんだか、妙に、楽しそう。。。

旅立ち

2009-09-22 14:28:46 | 日記
緻密に計算されたのではなく、
結果的に緻密にならざるをえなかったスケジュールの合間、
空間は限られたものであり、
新たに迎え入れるものと、
保持することを望むもの、
そこでの存在理由が薄れているもの、
その存在すら忘れてしまったもの。

あるものは視覚を通じ驚きを与え、
あるものは心に深く訴えかける。
人の生み出した感性の結晶。

が、そこにかけられた思い、時間は千差万別のようで、
いろんな芸術品同様、個体差は大きい。


自らの 空間割いて 置くものは
自分への影響 知らず大きく


なんとなく部屋に置いておきたくない物は、
やっぱり自分と会わないわけで、
あればあるだけ、気がそがれ。

また、そのような物との決別後は、
妙に軽やかさを感じるような心持ち。

お世話になっているブックオフに、
マンガ70冊、売却。3900円也。
思ったより、高値。(稼ぎ頭は「哲也」)

良音、悪音

2009-09-17 21:32:19 | 日記
地下鉄、丸の内線。
駅壁の工事終わる。

開通当時からの歴史を感じさせる、
黒く密度の濃いコンクリート、
リベットがおおきく、キレイな弧を描く鉄骨。

僕だけの心はガッチリとらえ、
ボーっと眺めているのが好きな待ち時間。

配線が回り、目隠し。大きな液晶。
そして稼働。

つまらん。。。ふつうのCMなんか流れるなんて。
ここにTVは要らない。
何故か赤坂見附は音声までもが流れる。


意識せず ネタが氾濫 情報社会 
目は閉じれるも 耳は閉ざせず


うるさい、うるさいって。
そんな音を強制的に聞かされたくない。

このインフラ、
交通機関の遅延時や、
緊急放送としては素晴らしいとは思う。

なぜ、CMを流す。。。
映像はまだしも、音は絶対勘弁。

目も耳も、不要な情報は疲れる。
自分に余裕が無いとき、つかれている時は、
疲れ倍増、ストレスにまで発展。

っと、他の人は思わないのだろうか。。。

ひとっとび

2009-09-11 19:50:24 | 日記
「ひとっとび」、音が良い。
呪文のような、
森の守り神のような。

音的に思い出すのは「ヒットビト」、
音楽的に思い出すのは「塀までひとっとび」。

で、僕は何の「ひとっとび」か。
仕事終え、伊豆稲取まで「ひとっとび」。

半休のつもりが、研修に拉致。
しょうがないので、夕刻「ひとっとび」。

現在、伊豆多賀。
熱海まで新幹線使用。
すでに3種類目の電車。

コッチに電車で来たのは、中学生以来だろうか。
延々と東海道線に乗った思い出が。


目的地 どんな複雑 経路でも
行く先告げれば 最短最安


時刻表で調べる。
ゆとりあればロマン、なければ義務。
この機能はすごい。
けど、こんなのでいいのかと、
なんだか不安に感じる。

なんと、カナブンが車内に飛び込んだ。

なんか現実に安心。

そして思う。
「ひとっとび」の距離じゃない、これは。

500

2009-09-08 17:47:41 | 日記
捨て難い、これも。

夕方の客先からの帰路、
帰路は家路ではなく職路。

なんとも盛り上がらない気持ち。
キレイな夕空。
おさまらない筋肉痛。
片付かない我が家。
どう考えても帰宅したい。

でも、しょうがない。
やらなければならないこと、
やったら終わり。

っと電車を待っている端のホームは、
新幹線の隣。

電車の音にふと目をやると、
僕のドイターのザックのような、
銀と青の色使い。


知らずとも 疑問感じる 異端児は
目的の先 消えゆく運命

おぉ~、500系。
新幹線の中では、0系の次に好きかも。

やっぱりなんかが変。
って以前、書いたかな。

今思うと、銀河鉄道999の111~888の中に、
あんな車両、居た気がする。

そして明日は、西部鉄道で999切符が限定発売。

そして車内には、「D51 498」群馬で復活の広告。
空炊き火傷からの復活。
全治1.5年と聞いてたものの、1年か?

10月から疾走。
僕に衝撃を与えた電車、また見たい。

(っとすごい、電車三昧)

ご来光

2009-09-07 08:27:49 | 日記
「また?」と言われてしまうことが増えてきた定例行事。
当年も登ってきた富士山。また。
数えてみると、通算5回目。

うち4回は9月のこの時期。
うち4回は須走口。

駐車場の広さ、登山客の少なさで、
ご贔屓なところ。

予報の時点から、「こりゃ天気良さそうだ」と思わせる空模様。

そして8合目すぎの山小屋が確保できたことから、
登頂開始時間は早かったけど、
体力的にはゆっくりなペースで比較的ラクな展開。
が、当然のように山小屋では寝れず。

何に感謝、天候に感謝。
雨降らず、雲は流れてくるものの、陽がサンサンと。


辛い思い ジワジワせまる あの悪路
歳おうごとに 通い道


いくら天候が良くっても、
空気の薄い高所を歩き続ける行為は、
やっぱり辛く、例年、頭が痛くなり、ボーっとし。

今年も同様。
でも、5年も続けていると、
「まぁ、これくらいは」と心の余裕も生まれ。
継続は力だと。

今年もあの絶景に出会えたことに感謝。