続強子の部屋

思いつくまま、気の向くまま、書いています。

木下サーカス四代記を読んで

2019-05-21 17:19:17 | 凄いな
令和元年で、昔の文庫本を出してすっかり

万葉集にとりつかれていた私ですが。

注文していた本がたまっていました。

一番に木下サーカス四代記を読みました。

サーカスは私にとっていろいろな思い出があります。

戦前は姉たちの話だけで、実際は観ていなかったのです。

戦後新宿の東口の焼け跡で、初めて義兄に連れられて

姪と観ました。おやつはトウモロコシパンでした。

玉乗り、空中ブランコ、葛の葉、夢中になってみました。

戦後すぐで舞台の袖から鶏がコケコッコーと鳴きながら

横切っていました。楽しかった。  

その後は後楽園で公演があって、それも義兄に連れられて

姪甥と一緒に観ました。


この本を読んで。

木下家のサーカスに対する情熱と使命感に驚きました。

根強い人気は地域社会との絆がありました。

以前ラスベガスで有名な豪華なショーを二つ観ました。

息をのむような展開で進行して、素晴らしかったのですが

私はなんか無機質な感じがしました。

人それぞれの感じ方があるでしょうが。

是非この本を読んで木下サーカスの素晴らしさを

知っていただきたいと思いました。





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