素晴らしい本に出会いました。
田辺聖子さんの、姥ざかり花の旅笠 を読みました。
その中で田辺聖子さんが旅をした女性たちの着ていた物について
庶民時代裂研究会主宰の堀切辰一さんからお話を聞いてその頃の
布について書いてあります。
田辺さんの本を読み終わり、堀切辰一さんの本を買いました。
美しい本です。
栞が1920年代に着ていた普段着や外出着など残された着物の断片で作られて
います。手織り木綿です。
もったいなくて栞には使えません。
本の内容は私のような者に説明できません。もし興味のある方は、
読んでみてください。
母の世代は布を大事にしました。毛糸をほどいて他の糸を混ぜて
新しくしてくれました。
この本ではそれよりもっと壮絶な布の使い方をしていました。
涙が出ました。
冷たい雨が降っているのにメジロが檀の実を食べています。目だけ見えます
目が隠れています。鳥が来ているから晴れるかと思いましたが
一日雨です。
図書館で検索したらありましたので予約しました。
どんな内容かな~?
楽しみです。(´∀`*)
昔は布を大事にしたけれど、
今は安いのがあるからかな。
ほどいてまた使うということはなくなりました。
皇族方はリフォームしつつ長くお召しになられるそうですが、
そのリフォーム代が高いことを思うと、
私のように裁縫がてんでダメな者は即刻断捨離してしまいます。(^▽^;)
お名前は失念しましたが、古布のアーティスト?
老人会でナンパされて同棲なさったそうです。
その人のことを思いだしました。(*^▽^*)
素敵な本に出会いましたね。「堀切辰一」さん、初めて知りました。
昔、母が若い頃に古い着物を裂いて織ったと言う帯を見せて貰った事があります。その時は私も子どもだったので、余り興味がありませんでした。今になって思うと紬風の味わいのある物でした。
また、私が子どもの頃、母が布を撚った物で下駄の鼻緒をすげ替えてくれたのを懐かしく思い出しました。
「メジロ」は目のまわりがチャームポイントで可愛いですよね。強子さまの家には実のなる木がたくさんあり、野鳥が集まって来るので癒されますね。
きっと感動するわ。
物を大切にすると言うより、大切にしなければ
生きていけない時代でした。
本の栞に感激しました。
私はもともと涙腺が詰まっているので、涙が出ましたが
あなたも涙があふれるかも・・・
私も堀切辰一さんのことは、田辺聖子さんの本で知りました。素晴らしい方です。
田辺聖子さんの、姥ざかり旅の花笠 はこれも凄い本です。
江戸後期商家のお内儀が筑前をあとにして、お伊勢参り江戸、日光、善光寺、5ヶ月3200キロの旅をしました。
その旅の記録です。4人の旅道中です。
三人の男の従者付きです。
そのうちの一人小田宅子さんが、高倉健さんの5代前の人だそうです。その方は美貌の誉れ高かったそうです。
美男美女の家系だったのかしら。
機会があったら読んでみてください。
偉そうにごめんなさい。