LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

南極ツアー1日目・・では南極へ向けて出発!

2011年02月18日 | 南極日記
18Feb2011 Canal Beagle

南極ツアー1日目

10時にチェックアウトし、旅行会社でブエノスアイレスからリオデジャネイロのバスチケットを取り、レンタルズボンを取りに行き、食糧をちょっと仕入れて準備完了。

町中でブエノスアイレスの宿で出会った日本人と再会。何でもこれから乗る船で今朝南極から帰って来たばかりだとのことで奇遇だね~といいながら話を聞く。サイコーでした、払った金の価値は全然あります!と聞いて俄然熱くなる。

午後4時前、港へ。すぐイスラエル軍団と再会。我船の前には巨大な豪華客船がドドーンと停まっていた。


【左が豪華客船、右が我々のイカ釣り】

その船には明らかに3ランク上のお金持ちのじーさん、ばーさん達がバルコニーに立っていて、上からこれからイカ釣り漁船で出漁する俺達を見下ろしてるという構図であった。
(因みに船内で会った日本人曰く、あっちは図体でかくて南極上陸できないから安い、とのこと。でもそうだとしても奴らはきっとそう思っていない…)


【豪華客船は虹を出しながら先に出航していった】

外見はヤバそうな船だが、中に入って見ると中々グッド。これから10日間お世話になるバスルーム付2人部屋もコンパクトにまとまってて居心地よさそう。







船員の紹介とライフジャケットの使い方講座の後、だらだらと時間を過ごし10時前にようやく食事。今回のツアーに日本人は我々含めて5人。みんなでディナーのテーブルを囲む。久々の人並みの食事グリルドサーモンに嬉々とする。最近マジでロクなもの食べてなかったからな。

22:37ようやく出航。4時に乗り込んで6時間半後出航とは…。でもすごく楽しい旅になりそうな気がする。

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南極ツアーの準備

2011年02月17日 | 南米日記
17Feb2011 Ushuaia ARGENTINA

またお昼まで寝てしまった。

帽子、グローブ、フリースのインナーを買う。装備が貧弱すぎるので南極あんまり寒くなけりゃいいけど。

美味しそうな極高レストランを横目にいつものハンバーガー。流石に飽きてきた。ウシュアイアきて6日間ハンバーガーとサンドイッチしか食べてない。

コミッション払うのが嫌でWebからブエノスアイレスからサンパウロ行のバスチケットを取ろうと宿の中国人(スペイン語圏生活30年)を巻き込んで四苦八苦したが結局断念。只々疲れただけであった。明日旅行会社でコミッション払おう。。

ちょっと切れた

2011年02月16日 | 南米日記
16Feb2011 Ushuaia ARGENTINA



午後2時前、旅行会社にバウチャーを取りに行くとまだ届いてないからまた来てくれ、という。

ついでにブローシャかなんか欲しい、と言うとそんなものはない、昨日説明したじゃないか、渡すものは船会社から何も渡されてない、スケジュールなんてあってないようなもんだ…とアーダコーダなんとかイヤらしく丸めこんでこようとする親父の態度にプチ切れ、3500ドルのツアー申し込んでる客に渡す資料1つないのか?レシート1つもらってないぞ。そっちが客の立場だったらどうなんだよ!と言って出て行った。

日本の常識は時として仇となる。いかん、こんな地の果てで日本では・・とか言ったら。。

Tierra del Fuego National Park

2011年02月15日 | 南米日記
15Feb2011 Ushuaia ARGENTINA

午前10時過ぎ、バスに乗りTierra del Fuego National Park へ。公園事務所でまたまたやたら高い入園料65ペソを取られる。入園料と言いバス代といい3年前に発行されたガイドブックに書かれてる値段の2倍以上。さすが過去経済破綻した国、インフレなのか、ボリ根性がきついのか…。



このバスの中でほぼ同年代と思われる上海からの中国人と出会う。何の因果かしらないけど彼は今朝12日間の南極から船で戻ってきたばかりらしい。去年の年末にも40日間の飛行機での南極ツアーに参加しその時は南極点にも立ったとのこと。今日戻ってきたツアーは40日の滞在が終わった後にすぐ船で出発し、目的は南極でのダイビングだというから恐れ入った。ちなみにだいぶ前から予約をいれた船ツアーが7000ユーロ、飛行機ツアーは船の10倍だったそうな。

こちらは昨日南極行きを無理矢理諦めたばかりなのに、こうやって南極ファンが目の前に現れちゃったもんだから興味津々でいろんなことを聞きながらトレイルを一緒に歩いた。3500だったらいいんじゃない?と言われ諦め撤回。

この時点で頭ん中は南極一色。ペンギンが列をなして歩いてる姿ばかり想像してしまい折角の美しいティエラ・デル・フエゴ国立公園の景色はほとんど入ってこなかった。







3時のバスに乗りウシュアイアに戻り、さっそく宿近くの旅行会社に18日発の部屋があるか聞きに行く。

「売り切れです。」

やっぱりこういうオチだったか。でもないと言われれば諦めもつく。でも4500ドルの部屋はありますよ、と言われたがそれは無理。次の空室のあるツアーは26日発でそれは日程的に不可能だし。



諦めはついてたもののダメもとで昨日の南極専門の旅行会社へ行き同じ18日のツアーの空室確認。

「部屋あるよ、ただし3500は売れちゃったので3990ドル」

滅茶苦茶行きたいけど、3500じゃなきゃ行かない、と伝えるととりあえず申し込んで船会社に聞いてみようということになる。どんなカラクリがあるのかはわからないが結局3500でOKがでる。

その場で電話を借りてラン航空のフライト日を28日に変更。これでとりあえず南極行き決定。

ドデカハンバーガーとフライドポテトをテイクアウトし宿をもう2泊延長して本日終了。

地の果てで42歳の誕生日を迎える

2011年02月14日 | 南米日記
14Feb2011 Ushuaia ARGENTINA

今日は誕生日。特に決められた予定もなかったというのもあってか、朝食を挟んで何と午後2時まで寝てしまった。この宿とにかく居心地が良くよく眠れる。おかげて本日どもにも行けなくなってしまった。

で、何気に南極専門の旅行会社を探し出し南極ツアーについて聞いてみると昨日他の会社で聞いた18日発のツアーが500ドル安い3500ドルで出されていることを知り色めきたつ…

でも荷物のほとんどをブエノスアイレスに置いてきてるし、本気の冬服ないし、どうせ南極まで行くならいいカメラとかビデオとか用意したいし、暇な船内で読む一冊の本も無いし、16日のブエノスアイレスのチケット取り直ししないといけないし、環境庁に届け出さないといけないらしいし、28日に戻ってきたら3月4日のリオデジャネイロ到着が厳しくなりそうだし…と行きたい気持ちを無理やり消そうとしている自分がいた。

でもホントは2人で60万も新たに使っちゃっていいのかよ…とビビっていたのがきっと本音。

南極なんてお金があったらいつでもこれるよ、ジジイになったらちゃんと準備してもう一回来よう、と無理やり納得して諦めた。

宿に帰ってラン航空を確認してみると28日のブエノスアイレス行は312ドル。一昨日は191ドルだったのに上がっていた。諦める理由がもう一つ見つかってホッとした。

誕生日だからといってやたら物価の高いこのウシュアイアで贅沢ディナーするほど気が大きくないので、ホットドッグ買ってきて2人で分けて食べた。

飾らない誕生日で十分だと思った。お金を使ってその日が特別だと思いたいのはきっと日常が満たされてないからだな。

とにかくまた1つ歳をとってしまった。この調子だと人生あっという間だ。でもいまんとこ悪くない人生、かな。

ビーグル水道ヨットツアー

2011年02月13日 | 南米日記
13Feb2011 Ushuaia ARGENTINA


【港使用料】

9時過ぎ港に行き10時過ぎヨットのデッキに腰掛けビーグル水道の島々を見てまわる。




朝方暗かった天気も段々回復してきて近くにはアンデス山脈の南の端とその反対側にはチリ側の山々が澄んだ空気の中で美しいその姿を見せてくれた。

アシカの島と鳥の島を見たあと、上から見るとその形に見えることから名前がついたH島に上陸し島内を軽く一周し2時頃ウシュアイアの港に戻って来た。













世界最南端の町ウシュアイア到着

2011年02月12日 | 南米日記
12Feb2011 Ushuaia ARGENTINA

朝6時半起床。7時半のチェコ人でほとんど占領されたバスでウシュアイアを目指す。車窓からの寒そうな景色はこれぞパタゴニア。

11:25船に乗り30分ほどで海を超える。地理的な理由からか、結構寒い。たまたま今までが暖かすぎたのか…



午後2時過ぎチリ出国。


【国境】

午後3時前、アルゼンチン側国境。ドライバーが客のパスポートを持って勝手に手続きして戻って来た。

19:40南極からわずか1000キロ足らずの世界最南端の町ウシュアイア到着。ツーリストインフォメーション前で一日前に到着したトミーとばったり。



宿泊代の高いここウシュアイアで手頃ないい宿を見つけた後、レストランでハンバーガーとコーヒーの夕食。

今夜中の1時。外は強く雨が降っている。雨音までもパタゴニア!

パイネ国立公園

2011年02月11日 | 南米日記
11Feb2011 Puero Natales ARGENTINA

朝6時半、トミーは一足早くウシュアイアに旅立って行った。

我々は7時半のピックアップバスに乗りパイネ国立公園の見所を回って行った。



【ミロドンの洞窟】



サルミエント湖からアマルガ湖を見て周り・・








【パイネの角】






【ペオエ湖】


【グレイ湖には氷河も】
トーロ湖

午後6時過ぎプエルト・ナタレスに戻り巨大ハンバーガーを晩飯にし、スーパーで今夜のオヤツと明日のバス中の食べ物を揃えて後は宿でゆっくり。

夜10時頃まで明るいので体内時計が狂いっぱなし。

今夜の宿代は1人5000ペソ(850円)。昨日まで7000取られてた。聞いてた値段と違うと言うと朝食と引き換えに安くしてくれた。最初からその選択肢くれてりゃよかったのに。


プエルト・ナタレスでツアー探し

2011年02月10日 | 南米日記
10Feb2011 Puero Natales CHILE

久々のプライベートルームでゆっくり眠れた。10時頃起床。寝過ごしたトミーは滞在延長。

今日は近くのスーパー行ったり明日からのツアー探しに時間を使う。

どうやら明後日からの天気予報は雨。雨の中のトレッキングは余りにも憂鬱なので、結局Torres del Paine full day tourを申込む。

夜御飯はお湯をもらって日清のタイ風焼きそば。美味くない。

プエルト・ナタレスへ

2011年02月09日 | 南米日記
09Feb2011 Puero Natales CHILE

10時チェックアウトしてカラファテの中心でコーヒー飲んで時間を潰す。

今日も暑いくらいのいい天気。

ナベさんに別れを告げ、午後4時半バスに乗り込みプエルト・ナタレスへ。

17:30アルゼンチン側国境に到着。ちんたら手続きにイライラいさせられる。チリ側ではちんたら手続きがようやく終わったあとに係官がバスに乗り込んで来て何人かの身なりの怪しい生贄をピックアップしてまた建物に消えて行った。ようやくバスが走り出したのは国境について3時間弱の午後10時15分であった。これだけでチリの印象が悪くなる。

プエルト・ナタレスに着いたのは当初の予定を大幅に遅れて午後11時過ぎであった。宿に荷物をおいてレストランへ行きサーモングリル。チリ産鮭は日本でどこでも買えるくらい有名だからちょっと美味しいの食べさせてもらえるかと思ったが、なんか後味悪くいまひとつ。