LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

Grotta Azzurra 青の洞窟

1993年03月24日 | イタリア日記
3月24日 (水) ナポリ 曇り-カプリ島 曇りのち晴れ (HOTEL GINEVRA)

今日は素晴らしく不思議なものを見せてもらった。

8時起床。約30分歩いてカプリ島行きのフェリーの出るベヴェレッロ港まで生きホテルがただでくれたバウチャーをチケットに替え近くのヌオーヴォ城を少し見て周る。

10時10分、晴れたなら美しく見えたであろうナポリの町を後ろに見ながら出航。夏なら観光客でごった返しているのに違いないが今日の船内はガラガラであった。80分ほど乗って島に到着。

すぐに小さなボートに乗り換え岩壁を頭上に見ながら青の洞窟の入口に。このあたりの海の色もすでに濃い青色であった。10000Lは高いと思いつつ払い小さな手こぎボートの乗り換え頭を抱えて洞窟に入る。するとそこは言葉ではあらわせない真っ青な夢の世界とでもいうのであろうか、こんな水の色はかつて見たことがない。船頭の親父は陽気に歌を歌ってみせ、ぐるりと洞窟内を一周した。

2,3分ほどで終わってしまいあせってシャッターを切っているうちに外に出てしまった。この洞窟は少しでも波があったりすると入れないようで見れた人はラッキーだと本に書いてあり、くる前は天気もよくないことだし、また入れたとしても天候のせいであまり青くないのではないか、などと心配したが本当に良かった。素晴らしかった。世の中にはいろんな所があるな。出た後チップをせしめていた親父の顔も明るく見えた。

港沿いに歩いてささやかな昼食をとり歩いてCAPRIへ。ずっと登り坂だったので汗をかきながらあがった。一様に景色を眺めたあとバス(1500L)に乗りANACAPRIへ。ここからリフトの乗り換えてソラーロ山(MONTE SALATO)に上がった。この頃はかなり天候も回復してきていたが、そのせいか海側から山頂まで霧が上がってきていてよく景色が見えなかった。標高589Mから見るカプリ島はほのぼのとした田舎の風景が印象的であった。また15分かけANACAPLIまで戻りバスでCAPLIへ。そこからきた道を歩いて港まで下りた。

海には小学生が遠足でたくさんきていて石を投げて遊んでいると寄ってきて一躍石投げヒーローに仕立てあげられた。午後6時15分、カプリ島を出航。戦中では疲れ果てひたすら眠ってしまった。マクドナルドで夕食をとり9時怖いナポリの夜を歩いて無事に宿に戻ってきた。

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