LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

ベリーズ国境でムカツク。

2010年12月03日 | 中米日記
03Dec2010 Caye Caulker BELIZE

朝4時起床。5時カンクン発のADOバスで寝てる間に11時チェトマル到着。


【バスの運ちゃん、でかい対向車に必ず挨拶】

タクシーでヌエボメルカドに行きお昼12時過ぎベリーズ・オレンジウォーク行きのおんぼろバスに乗る。30分ほどで国境に着きメキシコ出国、午後2時にはベリーズ入国を終えすんなり次の町へ行く・・はずであった。。



トミーはまだベリーズのビザを取得してなくこの国境で取る予定であった。パスポートコントロールで書類を書くトミーを見ながらビザを持ってた我々は早々と税関をパスし金網の向こうでトミーが来るのを待っていた。。

10分、15分過ぎて、なかなか出てこないな・・と思ってたら青ざめた(いや、黒く焼けすぎて青くなっているかどうかは定かではないが。。)トミーが「1週間前からこの国境ではビザ取れなくなったみたいです・・」とウナダレテ出てきた。金網の向こうのトミーはまるで囚人のようであった。


【それがこの金網】

実はチェトマルのおんぼろバスには1人国境で働いているという怪しいベリーズ男が同乗していてアレコレ言って俺達に近づいてきていた。そいつもトミーと一緒にいて「俺が助けてやる。150USドル、いや100USドルで今日これからビザが取れる」とか言い出す。その怪しさにすっかり怒ったトミーは「とにかくこれからチェトマル戻ってビザ取ってくる」と言い残しまたメキシコに戻って行った。さっき出国のハンコ押されたのにどうやって戻るつもりなんだ。。

我々を乗せていくはずのバスは我々を待つはずもなくとっくに姿がなかった。置き去りにされた我々は次のバスを待つ羽目に。どうにかバスを捕まえてオレンジウォークの町に着いたのは午後3時半であった。



15:45冷蔵庫のようなエクスプレスバスに乗り17:20ベリーズシティ到着。すぐタクシーで船着場まで行き17:45発のボートで18:30キーカーカー到着。

キーカーカーに着いたときはすっかり陽も落ち寂しい感じ。小学生の客引きにやたら遠くの宿に案内され気にいらなかったので断ってまた戻る羽目になり疲労3倍増。朝4時に起きて今日1日、かれこれ7つの乗り物を乗り継いでここまで来て病み上がりの相棒は疲労と空腹で疲れ切っていた。宿を決めた後この2日間殆ど何も食べてない相棒を励まそうと(いや俺も食べたかった・・)晩御飯はロブスター丸々1匹ずつ!の大盤振舞。生まれて初めて縦半分に叩き割られたロブスター1匹独り占めできて幸せであった。

やたら乗り継いだ体力的な疲労とあの怪しくも卑しいベリーズ男への苛立ちで心身ともに疲れ果て結構早い時間に夢の中へ。。