見えなくなるまでのカウントダウン2

一般人だと思ってたのに、視覚障害者でした。
 網膜色素変性症&錐体杆体(すいたいかんたい)ジストロフィーだってさ。

うさこ 卒業!

2010-03-07 21:53:11 | 盲学校ライフ
3月5日は卒業式でした☆

朝からサロンで、
着付け&ヘアメイク&記念写真w


テーマは「可愛く・華やか♪」


文句なしの完璧な仕上がりに
うさこ、大・満・足!!


ヘアとメイクで
人間は生まれ変われるんですね(笑)


学校に到着して
教室に入ったとたん、


なぜか、一斉の拍手で迎えられました(笑)



   やん。あたし、主役?


後で聞いたら、うさこの
「気合い入れるから、楽しみにしてて!」
の言葉に皆さん期待して、首を長~~くして待っててくださっていたらしいです。


みんなの期待通りだったか、
裏切ってしまったかは別にして、

本当に卒業式当日は、たくさんの方から

「可愛い」「キレイ」「美人」

と、最後の社交辞令(笑)を言ってもらって
気分良く、卒業することができましたw



で、何より心配だった 答辞。


泣かずに、ゆっくり。


それだけを心に決めて本番を迎えましたが、
答辞の前の後輩からの「送辞」が、これまた心にじーーーーんと響くものがありまして・・・


ハイ、ボロ泣きーーーーー。


みたいな。


その気持ちを切り替えられないまま、


「卒業生 答辞」になっちゃいましてね。


ご想像通り。
前文の2行目から、泣いてしまいました。はははーーー。


そのうさこの涙の答辞に
もらい泣きしてしまった人、多数。


ごめんなさいね。
泣いてしまって・・・・


とりあえず、
涙と緊張で最後まで手が震えてました。


しかも、
読み終わったら、壇上にいる校長先生に答辞を渡しに行くんですけど、

階段上るときに、ハカマのすそを踏んじゃって、
一瞬、動けなくなるという、ハプニングもありまして。


結局、苦笑いして終わった感じでしたね。。。


で、
答辞の内容を、ざざーーーっと言うと


「私はこうして病気を知りました」
「学校生活、楽しかったね」
「お父さん、お母さん、ありがとう」
「じゃ、みんな元気で」


の4部構成。
堅苦しい文章&お決まりの言葉を控えたかったうさこは、いつもブログに書いてるような感じでそのまま素直に答辞を書いたんです。


それを国語の先生たちみんなで
「それらしく」「でも、うさこらしく」に直して、本番用の答辞に仕上がりました。


先生、ありがとう☆


そんな先生方のおかげで、

「30年間、教員してきて、こんなに感動した答辞は初めてです。」

と、身に余るお言葉をかけてもらったり、

「頑張ったね!」

と、言ってもらえたり、
またまた、良い経験をさせて頂きました。


頑張って書いて良かった♪


とにかく、
西郷でハッピーな1日になりました。


卒業できたのも、みんなのおかげです!!
ありがとう!!!!




やったーーーーw
卒業できたーーーーーー♪♪