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家をつくるなら 「そして我が家は出来上がった」

22歳からノートを書き始め31年の歳月が流れていた。自分たちのの住まいの歴史と共にどんなことを思ってわが家を建てたのか

スギゴケ

2015-09-09 07:17:51 | きのこノート

石川では標準和名のスギヒラタケをこう呼ぶ。小さい頃よりずいぶん食べてきた。ところが10年ぐらい前から毒キノコになった。中毒で死亡者が出たからだ。決してスギヒラタケだけのことでないようにも思うが断定はできない。このキノコは真っ白で杉の切り株にたくさん生える。最近は食べていないが、自分には慣れ親しんだ味で特徴があって美味しい。残念なことである。杉林ではこのキノコと標準和名のスギエダタケが生える。他のキノコはほとんど見かけない。

サルノコシカケ

2015-09-07 12:25:41 | きのこノート
サルノコシカケ科のキノコの種類はそこそこあるが、サルノコシカケと言った名前のキノコはない。大きくなるキノコでコフルサルノコシカケは一般に馴染みがある。唐招提寺を歩いていて思わず目に入ったキノコがあった。サルノコシカケの仲間が切り株に生えていた。家に帰って図鑑で調べてが同定するに至らなかった。キノコでは、このキノコの仲間まではだいたいわかるが、同定しよとするとその特徴をきっちりと掴まないと分からない。

エノキダケ

2015-09-04 18:13:53 | きのこノート
栽培キノコでエノキダケは誰でも知っているが天然エノキダケはあまり知らないのではないか。春先に山菜を取りにいくと雪のしたの古木に生えている時がある。柄は真っ黒で硬い。傘は茶色くヌルヌルしている。普通に売られているのはエノキのモヤシみたいなもので白く傘も小さい。だけどだしはよく出る。天然エノキも良く出汁が出る美味しいキノコである。エノキの記事があったのでご覧いただきたい。

親父のイッポンシミズ

2015-08-31 18:01:56 | きのこノート

小さい頃親父は秋になるとキノコ採りに出かけた。石川ではキノコとは言わずにコケとという。全国的にはキノコが一般的で東北ではタケ、九州ではナバという。10月に入ると気温が下がり雨が上がった翌日当たりキノコは子実体をつくる。親父が腰カゴに大事そうに採ってきたキノコを新聞紙を引いた上にならべる。キノコ独特の香りがある。これがキノコ臭だ。傘も枝も比較的大きなキノコを持ってこれがイッポンシミズだと言ったことを記憶している。神戸でキノコ仲間と採取して昔親父が言っていたキノコはなんだろうと調べた。標準和名のイッポンシメジは親父の言った気のこと良く似ている。ただこれは毒キノコ。あの時は食べている。たどり着いたのがウラベニホテイシメジだと分かった。同じようなキノコで同じような場所に生える。よく間違わなかったものだ。見分けの特徴は、かすったような斑点がある。慣れてくると違いがわかる。その他にもクサウラベニタケもよく似ていてこちらも毒キノコだ。キノコには地方名が多くあり、特に毒キノコには注意が必要である。疑わしきは食べずである。