ダ・ヴィンチ・コード

2006-06-11 20:31:28 | 映画徒然
なんだか最近、ジムの効果が出てきて
関節が柔らかくなった気がする。
前は板のようにバキバキと折れそうな感じだったのだが
しなやかになってきました。

さておき、映画を見ました。
大変な話題作「ダ・ヴィンチ・コード」。

私は生のモナリザをルーブル美術館で見た事があります。
しかし今回の話には全くモナリザは関係ありません。
残念ながら(笑)。
この映画を見て改めて自分が無神論者ということが
わかりました。
そして宗教=権力。
宗教とは結局、歴史的には
民衆を束ねる道具として利用されてきたとしか思えない。
別に信仰自体を否定しようとは思わないけど。
教祖による慈愛に満ちた精神や道徳的行動の教えは
万人にとって良い行いであるからこそ語り継がれ
それを倣うことも良いことだ。
しかしそれを民衆を洗脳する手段として使ってはならない。
真に良いの教えというのは人に強要することはない。
とにかく自らいいと思ったものを信じればいいのではないでしょうか。

人間の能力を超越する存在だから神なのだろうか?
人として類まれなる人格者だから
人はその人を神として崇めるのではないだろうか。

まあ自分の人生は自分で切り開かないと。
何に頼っても変わりません、というのが
そもそもの私の考えなんだけど。




ターミナル

2005-05-14 20:58:16 | 映画徒然
トム・ハンクス&キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演
出たばっかりのDVDにて。

たったひとつの約束の為に空港で待ち続ける男の話。
トム・ハンクス・・・
やっぱり、やっぱりながらほんわか系ストーリー。
ホームドラマ並みの安心感が漂う。

実際どうなんでしょう。
アメリカってすごく治安が悪いイメージなので
主人公があんなに荷物を置き去りにして走り回ってたら
絶対に盗まれるよ・・・なんて別のところでヒヤヒヤしながら
観てた・・・
日本なら警察やら外務省やら出てきてすぐに拘束されそうだけど。
ただのホームレスでも逃げ場なく退去させられるでしょうし。
この物語のリアリティーはあってないようなものだけど、
アメリカは空港に住むなんてあり得る国なのか?と漠然と思う。
意外とやれるのかしら?



さてさて。
人の心が人の心を動かした。
そんなテーマがターミナルには流れている。
主人公の真摯な態度から人々が賛同し援助の輪が広がっていく
というパターン。ひとりがみんなの為に。みんながひとりの為に。

「共感」とは実に主体的なものだ。
最近齧りはじめた、養老 孟司氏が述べていて
はっとさせられた文。
人と同じ気持ちになるかどうかなんて、本人の勝手きままな
側面だ。自分がそう思うから、相手もそう思う筈だ・・・なんて
言うのはそもそも間違っている。
元来一方通行なものなのだということ。

しかしながら人はその「共感」をものすごく欲しながら
生きているものだ。
これなくしては生きていくのは大変辛い。
ひとりひとりが、そのひとりよがりの「共感」センサーを
ちょっとずつ広げられたら・・・
もっと素敵な世の中になるかもしれない。こんな風に。
そうこの映画を観て思ったのでありました。



オペラ座の怪人

2005-04-10 21:28:31 | 映画徒然
映画、とってもひさしぶり。
そろそろ上映終了とのことで慌てて出かける。

終わってから込上げる何ともいえない切なさ。
ファントム(怪人)の愛。
どんな形であれ「報われない愛」って悲しい。
心にじんわりと突き刺さった・・・。

ミュージカルということで映画だけど台詞が歌。
クリスティーヌの甘美な歌声は吹き替えかと思ったらご本人が歌っていたんですね。
しかも17歳。ものすごく上手かった。
ラウルも完璧な白馬の王子様を演じていたし。
しかもオペラ座の煌びやかなセット。豪華な衣装。華麗なソプラノの歌。
その世界観がどれもこれも私の好きなものばかり。

でも何よりもファントムの狂気ながらも純粋な愛というものに
とっても入ってしまい・・・。わーん。
会場でもすすり泣きの声がちらほらと。

結局クリスティーヌはラウルを選ぶのだけど、
でも一瞬だけど確かにあったファントムを想う気持ち。
そのクリスティーヌの無垢の心で、暗黒の呪縛が解けた時の怪人の微笑み。

そしてエピローグでラウルがクリスティーヌの墓に行ったら・・・・。


心が洗濯されてしまいました。
とっても真っ白になった気分。
とてつもなくいい作品でした。

ジョゼと虎と魚たち

2005-02-11 21:38:29 | 映画徒然
観ました。
最近、会社の同い歳クンから大量にDVDを借りている。
彼は趣味がよろしくて女の子のツボ~なセレクトなんだよね。
小説も江國香織読むし、なかなか「乙女心」の分かる人だとみた。
てなわけで貸し借りするのをとっても楽しみにしている。

池脇千鶴&妻夫木聡主演。
障害をもった女の子と大学生の儚い恋のお話。
そう儚いのだ・・・。

私としては
「しっくりこない」が第一の感想。

大学生の妻夫木クンは本当にどこにでもいそうな大学生。
手ごろな彼女もいて、そして可愛い女の子にもチョッカイ出していて
いつのまにか彼女になっていて
そんな時に出会った風変わりな女の子ジョゼ(池脇ちーちゃん)。

次第に妻夫木クンがジョゼに惹かれてゆく・・・・。のはいいとして

どっちも演技には申し分ないんだけど。
構成のせいか?演出のせいか?
なんかアンバランスさを感じた。
何だろう・・・大人と子どものチグハグ加減。

ふたりがラブラブになっていくのはいいんだけど。
でも最後のあの別れ方は何?
あっさりと壊れた夢の跡・・・・。
妻夫木クンは号泣するんだけど、
(なら、別れるなよ!て思わずツッコミを入れたくなったし・・・。)
結局は彼の「逃げた」んだって言うのが悲しかった。
そういう曖昧な、不完全燃焼の優しさっていちばん傷つくんだよね。
なら最初から優しくしないで、と思う。

ジョゼも笑って別れてたけど・・・
きっと大泣きするのでは。と勝手に想像。
私ならきっと泣く。とてつもなく。おそらく、彼は始めて自分の心を開いてくれた人だから。
最後はやっぱりね、という終わり方を予測していても、でもジョゼは強いからそれを受け入れる。
そして彼に感謝さえする。

でも私なら、泣くし、怒りさえするだろう。
なんとなくそのジョゼの心の底の本気さが分かる気がするから。表には出さないけど。相手に負担をかけたくないから。ただでさえでも障害を持っているならそう思うのではないだろうか。
彼はやっぱり「普通の人」で「普通の道」を選択してしまったと。
隣で平然と並んで歩く元彼女。あれも悲しかったね。
物語だからしょうがないけど。
大切なものをずっと追い求めながらも見失う人、そんな人だと思った。
コラコラ、そんなことしているといつか痛い目に遭いますよ・・・なんて思わず説教口調。
(でも大学時代、そんな人結構いた気がするから。)
彼にとっては、一瞬の時間かもしれないけど。
誰か言っていたな
男の子にとっては短編小説(毎回読みきり)でも
女の子にとっては長編小説なんだって。
ずっと続いているの、その章は終わったとしても、場面は変わったとしても、それは舞台の裏で休憩を始めたと言うだけで。そんなに切り替えが早くはない。(個人差はあるかもしれないけど)。
だから、始める時もじゅうぶんに悩むけど、終わらせるときもじゅうぶんに悩む。
そして一度壊れたらもう二度と元に戻さないと言う覚悟。それは女の子のほうが強いのかな。




DVD放浪記

2005-01-09 21:54:57 | 映画徒然
こうやって寒い部屋でダウンジャケットまで着て
ブログなんか書いているから風邪も悪化するんだ。
そうこう言っているうちに手足が冷えてきた。
やめればいいのに、やめられない。(笑)

昨日は
「モンスターズインク」を観た。
モンスター・・・(特にぎょろ目ちゃん)は勝手に怖いものと
思っていた。が、こんなにも温かい物語とは。
涙腺が・・・わたしも歳かしら?ちょっとしたことで。
サリーのせつない目が。ブーの愛くるしい無邪気さが。
たまらない。
どうしよう、私も買っちゃおうかしら。
親子愛だ。これは。
小さい子を持つ親の気持ち。
思わずかけよって我が子を抱きしめたくなるような。

今日は「ファインディング・ニモ」
ニモがお父さんを探すのではなく
お父さんがニモを探すのね。すっかり間違えてた。
友人はダイビングが趣味なので海の映像にえらく感動していたけど。
ディズニーアニメは本当に進化した。
昔のちょっと変な効果音がするだけのとはぜんぜん違う。
ばりばりのCGの世界。
登場(人)物の表情がとってもイキイキ。
目が生きていると思う。
涙目になったり血眼になったりきらきらと見開いたり。
細部に至るまでリアル。
背景まで動きがあるのは
ジブリ宮崎アニメの影響か?

私としては
モンスター・・・がとっても好き~。
繊細なサリーの心が。
傷つきやすく
優しすぎるくらい優しいところが。
素敵。

さっきビデオで
ドラマSP「負け犬の遠吠え」を観終わった。
偶然にも。正月に友達とあんなに激論したって。
ひとそれぞれ、ですね。

自分探し。
自分らしくってなんだろう。

幸せは待っていれば運ばれてくるものではない。
自分で考えて、自分で決めて、自分で幸せだなあ
と思えればいいのだ。ある意味自分勝手だ。
それは、人が決めることではない。

その為にはどこに行くか?
「自分らしい場所へ」
では自分らしいって何なんだろう?

そんなことをまた考えさせるドラマだった。

自分らしく。
難しい。
でもちょっとばかりの夢は持ってもいいのかな。











ハウルの動く城

2004-11-28 20:37:25 | 映画徒然
さっそく観てしまいました
割引券があったことを思い出して。
ひとことで言えば、

メルヘン
です!!

またまた幸福感でお腹いっぱいになりました

ていうか友達も言っていたけど
少女漫画みたいなラブストーリーです
しかも90歳のおばあちゃんがしっかりと出てきます。
ヒロインがおばあちゃんでもいいじゃないか。
そこら辺の奇想天外さはさすがジブリです。
常識を逸してます。
でもハウルを想うと少女に戻ってるところが
また心温まる。
ハウルの声優が木村拓哉ということで
どうなのかな~ってあんまり期待できなかったんだけど
でも抑えた感じがよかった。
いつもの格好つけ具合がなく自然で。
とてもキラキラしていて
王子様って感じでした。
透き通った目にくらくらきます。
特にソフィーをお花畑に連れていってあげるところとか。
あれは女の子なら誰でもくらりときそう!
だいぶ夢の中に浮遊してしまった。
ハウルのちょっと頼りないところとか
でも決めるとこは決めるとことか
女の子の好む王道ですね~。

最近映画界は洋画より邦画に力を入れ始めたそうで。
もちろんジブリアニメは昔から不動の人気だけど。
やっぱり日本人って
繊細なものとか、曖昧なもの、目に見えないもの
とりわけ人の感情の描き方にかけては卓越したものが
あると思う。
もののあはれの古典文学を生み出した国ですもの。
他の国にはあまり見受けない文化だと思う。
ひとつの言葉を発しても言葉づらの意味だけでなく
そこに含まれる深い意味というものがある。
それをかすかに感じ取る感受性の高い心というのは
日本人特有でしょう。行間を読むという。美徳として
あえて物事の真意をぼかして伝えるようなところがある。

「感覚的なもの」から「感情的なもの」へ。
配給会社の人が言っていた。
大衆のニーズは知覚に訴えるよりも
情感に訴えるほうに移っていると。

とにかく邦画が軽視されない風潮になってきたのは
嬉しい限り。
いい映画にめぐり合える可能性が高くなる。
欧米のものを追いかけて、追いかけて成長してきた。
急激な進歩の為には他者を受容することも必要だ。
でもそればかりではいけない。
力の強い者の真似をしているだけでは
自己は失われてしまう。
別に日本はアメリカを真似て派手なアクションとか
ナイスバディーな俳優とか女優とかそんなものを
ぜんぜん揃えなくてもいい。
追いつこうとするから苦しいのだ。
日本は日本人にしかできない
情緒豊かな映画をもっと創ってほしいものだ。
(サムライとかニンジャには頼らないでね
そういう意味では日本アニメは
「日本的なもの」の先駆者かな。

私は「知覚過敏」らしいので
まったくアメリカンな映画は苦手です。
そんなこと言ったら先輩に「お前はニモでも観てろっ!」て
言われたけど。
とりあえずファンタジーじゃないと。
人が殺されるのは、あと爆発音は心臓に悪い・・・
日本映画期待です
今までにもアメリ(フランス)とかハリポタ(イギリス)とか
ハートウォーミング系はあったけど
やっぱり異国なので現実味はなかった。
日本が舞台だとまた違うだろうなと思う。

とりあえず
ハウルはストーリーっていったらない感じだけど
でもでもとても
純粋で綺麗で
ちょっと忘れかけてしまいそうな
大切なものを思い出させてくれそうな
そんな映画でした。
たいへん引き込まれて
ラスト、え、もう終わっちゃうのって感じでした。

映画の嗜好

2004-11-07 20:19:52 | 映画徒然
どうやらふたつの系統に分かれるらしい。

Aグループ:洋物ビッグタイトル、ド派手なアクション。アメリカン。勧善懲悪。ホラー。
例)アルマゲドン、マトリックス、スパイダーマン、キル・ビル、予言・感染

Bグループ:地味。邦画含む。心理描写多し、穏やか、メルヘン。
例)アメリ、ライフイズビューティフル、いま、会いにゆきます、誰も知らない
すいません。私の好みの偏りによりうまい例がなかなか出ないのだけれど。

面白いことに
小説でもくっきりとこの違いは出る。
Aの人々は、緻密な推理小説、殺人事件とか謎解き、事実の羅列に強い。登場人物も多い。
例)宮部みゆき、アガサクリスティー、その他有名推理小説作家

Bの人々は恋愛小説やエッセイが好き。時には人間関係の
どろどろしたのを好む。感情のアップダウンが激しい。
例)江國香織、山本文緒、市川拓司、本多孝好


もちろん私はBグループに属する人である。



Aグループの作品はあまり見ない。
なぜなら、

感情移入できない。
事実と掛け離れすぎている。だからどうでもよくなる。
人が殺されすぎる。気分が悪くなる。
なんとなくアメリカナイズされたものが嫌。
ストーリーがありえなさ過ぎる。
というのが理由。

また映画など画面を観ているだけで、
人がたくさん殺されたりすると怖いし
(ロード・オブ・ザ・リングはだから嫌。)
物が飛び交ったり、大音響で銃声を聞いた日には眠れない。
ほんとに耳をふさいでしまう。
あんな映画館の暗闇で、ただでさえでも神経が鋭くなっているのに
とつぜん物事がふりかかるといてもたってもいられない。
とても敏感なんです。。。。
エイリアンとかぜったいムリだろうな~。
テレビでも逃げ惑いたくなるのに。

映像での圧迫が物理的に苦手なんだな。
身体的恐怖感というか。

ちなみにA好きの人から言わせれば
Bの妙に感情移入できてしまうとこが
逆に嫌なのだという。
自分が入り込みすぎてしまって
かわいそうになるのが駄目なんだって。
だからあえて有り得ない設定のほうが
観ていて安心するんだって。
小説も緻密なほうが読んでいて達成感があるらしい。

私から言わせれば、
その感情のビックWAVEに乗るから楽しいのだ!
主人公とともに泣き笑い。共感して。
時にはその感情を引きずるけど。
眠るまで涙を流すこともあるけど。
それがいいのだ。
フルに感情の振り子を揺さぶることができる。
疑似体験というか、そして
こんな時はこう思っていいんだと
勉強にもなる。
感情を攻められる分にはとても強いらしい。

まあ両者の好みがなぜこんなにもすれ違うのか。
ちょっと興味があったので
友達のその
「感情移入しすぎて、自分の嫌なところを見るのが嫌」
というのはちょっと納得材料だった。
でもまだ理解できない。
なぜAはAが好きなのか??




いま、会いにゆきます 【映画版】

2004-11-03 20:28:19 | 映画徒然
今日は2本立て続けに映画鑑賞。
割と地元の近くに大きな映画館がある。
でもあまりにもローカルなため
人少なし!!
初めて足を踏み入れたのだけれど
初回10時半からのはがーらがら。
まあ年齢層が低めじゃないと集客力がない地域という
のもあるけど。

さてさて原作本は
私のなかでの№1に君臨しております。
だからその時の感覚を壊したくないということも
あり、観るのがためらわれたのだけど
でもまあ外れたら外れでということで
割り切って考えてみた。
シアターど真ん中のベストポジションにて鑑賞。


これはタイヘンだ!!
またしてもほんとうに言葉にするのが
もったいないくらいの作品。

まず目に飛びこんでくるのは
森の緑のみずみずしさ
大量の雨音

そして最初は中村獅堂の配役はどうかな?
と思ったけど(病弱な父親という設定)
でもだんだんとその演技力、
困ったような頼りないようなそのはにかんだ表情
とっても繊細な表情に納得。
竹内結子はまさにはまっていてその凛とした女性らしさ
がとても初々しく。
子役の男の子もたいへんな愛嬌。

全体的に完成度は高く、
何より原作のはずせないところを
要素として漏れなく取り入れているのがいい。
例えば卒業式に「君の隣はいごこちがよかったです」
とかキーとなる台詞が場面がしっかり入っている。
だから観ている側も安心して原作を一枚一枚
紐といていく感じ。

よく脚本家や監督がはやまった人だと
物語が読み違えられ大切な言葉が抜け落ちたり
置き換えられたり真意が台無しになって
がっかりすることはよくある。

この映画はそれがない。
ちゃんと原作の持ち味、世界観を残すよう努めている。
細部の変更はあれど
時間の限られた映画の中でそれは仕方ない。
逆に原作とはちがった面白さもあったし
ストーリーの切り張りがうまくいかないと
ダイジェスト版を観ているみたいで
気分悪くなったりするが
しっかりとバランス良く
とても構成力が良かった。

感情のリアリティーさは小説でも卓越していたけど
幻想的な雨の森の風景(長野県らしい)
大量の雨が心を潤すような
とてもやさしい映画。

随所のセットも挿絵がかわいい。
アーカイブ星の絵本も表紙が手縫いで
ほしくなる。

最高傑作です。



こんなにもひとを幸せにする物語
ただただ感心です。

最後に、初めて映画を見て
泣きました。
ふつうでは絶対に泣きません。
自然と涙が出ました。
あまりにも言葉が心に染みました。
もうこの物語に恋をしているようです。