ひさしぶりに練習する。
だらだらとは弾いたりしていたんだけど。
目的がないと新しい曲に手を出すのは億劫になる。
キロロの「長い間」。
いつか誰かの結婚式で弾きたいと思っている。
ちなみに同期の子は26歳だけど今が結婚ラッシュで
少々焦りを感じているらしい。
私も結婚するのかな~?
確かにしていない自分は想像できない。
きっとしていると思う。
しかも30歳前には。
予想だけど。ね。
決まるときは早い気がする。
大学を卒業する前に
私は友達の結婚年齢を予想したことがある。
その「予言書」によれば
最初の子は26歳で結婚することになっている。
きっと一番乗りは間違いないと思う。
ちゃんとした交際を順調に続けているからね
予言者本人は、たぶんというか絶対に予言は当たらない。
それは予言ではなく要望を書いたに過ぎなかったからだ。
そして今、その予言は見事に外れている。
でも今は、それで良かったとも
思う。
同じ道を歩む術はいくらでもあっただろうに彼は
選ばかった。
無理にでも選んだら私はさらに壊れていたかもしれない。
それを分かっていたのかもしれない。
そう、彼は選択を今まで一度も間違えたことはなかった。
もう二度と会うことはないと予感している。
偶然をのぞいて。
私は彼に心を開いてほしかった。
閉ざしてほしくなかった。世間と向き合ってほしかった。
余計なお世話かもしれなかったけど、助けたかった。
でも彼は岩のように頑なに考えを変えようとはしなかった。
それは時に冷酷で、残酷で、私の心は切り裂かれるような思いを
何度もした。
私はただ、もう遠くから見守るしかない。
自分がいくら頑張ってもだめな事はあると思った瞬間。
彼がこれからの人生で
「あいつの言ってたこと聞いとけばよかったな」
と少しでも思ってくれたら幸い。
「人生はおもったよりも素敵だし、人は思ったよりも信頼できる」
ということを。
彼のことを心から愛し、解きほぐしてくれる誰かが現れることを
願っている。
それで私もきっと心からお別れできると思うから。