深夜、台風到来。
空気が荒れ狂う。
鬼が暴れるような空模様。
風が轟々と吹きすさび、木々をざわつかせる。
まるでその音は、獣が夜鳴きをしているような
遠く、空を刃物で切り裂くような物悲しい音。
まるでこれから起こる
決闘の予兆。
手元の灯を消し、主は床に就いた。
・・・・・・・
うとうとと今にも夢と現実の狭間。
異空間へ足を踏み入れようと
まどろんだ
瞬間・・・
痒い。
主はしばらく何が起きたか
分からなかった。
意識が確かではない。
黒い影は
人間の体温、息づかいを感じて
忍び寄る。
痒い。
(まだ眠いんだよ。朝早いんだよ。)
気がつくと主は
腕を必死に掻き毟る。
(前にもあったなこんなこと・・・・ていうことはあれか?
はっっ・・・・! )
主はようやく
明かりをつけた。
目覚めたとき
腕3箇所をさされていた
もっと悪いことに、ていうかいちばん避けたい
顔も!!
お岩さんになってまう~~~~~(ムンク心の叫び。)
とりあえずムヒを顔に塗りたくり
(それだけで顔がかぶれそうだけど)
赤みがひくことをひたすら祈る。
せめてファンデーションで隠せるレベルにせねば。
女の子は顔が命。かっこわるいったらTT
蚊って、
好んで刺す人っていない?
ずぇったい私は好かれてる!(笑)
人の二酸化炭素に反応して寄って来るそうだけど
私は排出量が多いのか?
でも、これでは眠れない。
そう
ヤツを
抹殺するまでは・・・!
先ず扉を閉め
退路を断つ。
これでお前は逃げられない。
そしてひたすら、壁際、目線より下方を
血眼になって捜索。
(ヤツは血を吸ってお腹いっぱいになると
体が重くなって、高く飛べなくなる。)
・・・・・・・・・いた!!!!
息を止めて
気づかれないように
そおっと
最後の審判を下す。
パーーーーーーーーーーーン
私の赤い鮮血を体内からふきだしながら
ヤツは真っ二つになる。
勝負アリ!!
これにて
世に平安がおとづれ
主は安眠の床に再び就くのである。
さらば、モスキートよ!!!
空気が荒れ狂う。
鬼が暴れるような空模様。
風が轟々と吹きすさび、木々をざわつかせる。
まるでその音は、獣が夜鳴きをしているような
遠く、空を刃物で切り裂くような物悲しい音。
まるでこれから起こる
決闘の予兆。
手元の灯を消し、主は床に就いた。
・・・・・・・
うとうとと今にも夢と現実の狭間。
異空間へ足を踏み入れようと
まどろんだ
瞬間・・・
痒い。
主はしばらく何が起きたか
分からなかった。
意識が確かではない。
黒い影は
人間の体温、息づかいを感じて
忍び寄る。
痒い。
(まだ眠いんだよ。朝早いんだよ。)
気がつくと主は
腕を必死に掻き毟る。
(前にもあったなこんなこと・・・・ていうことはあれか?
はっっ・・・・! )
主はようやく
明かりをつけた。
目覚めたとき
腕3箇所をさされていた
もっと悪いことに、ていうかいちばん避けたい
顔も!!
お岩さんになってまう~~~~~(ムンク心の叫び。)
とりあえずムヒを顔に塗りたくり
(それだけで顔がかぶれそうだけど)
赤みがひくことをひたすら祈る。
せめてファンデーションで隠せるレベルにせねば。
女の子は顔が命。かっこわるいったらTT
蚊って、
好んで刺す人っていない?
ずぇったい私は好かれてる!(笑)
人の二酸化炭素に反応して寄って来るそうだけど
私は排出量が多いのか?
でも、これでは眠れない。
そう
ヤツを
抹殺するまでは・・・!
先ず扉を閉め
退路を断つ。
これでお前は逃げられない。
そしてひたすら、壁際、目線より下方を
血眼になって捜索。
(ヤツは血を吸ってお腹いっぱいになると
体が重くなって、高く飛べなくなる。)
・・・・・・・・・いた!!!!
息を止めて
気づかれないように
そおっと
最後の審判を下す。
パーーーーーーーーーーーン
私の赤い鮮血を体内からふきだしながら
ヤツは真っ二つになる。
勝負アリ!!
これにて
世に平安がおとづれ
主は安眠の床に再び就くのである。
さらば、モスキートよ!!!