別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン13 ざっくり感想18

2020-07-22 21:58:46 | シーズン13

第23話 究極の選択

ロウィーナ「何かないの、音楽をかけるとか」
Carry On My Wayword Son ~
カッコいいオープニングだ。

現在のこちらの次元の状況を説明するサム。
異次元ボビー「てことはだ。氷河が溶け出して、最優秀作品賞を取ったのは魚と深い関係になっちまった女性の映画か。TVに出てた不動産王が大統領になったんだな。こっちの世界の方が終わりに近づいてるんじゃないか」
いずこのボビーも名言家か。
半魚人と深い関係になった女性の映画、良かったよv

兄から℡で、男衆4人で狩り。キャスのエンジェルイヤーによると、狼男が話しているのは「カイリー・ジェンナーが良い母親になれるか」だそう。
ディーンと狼男その2が好きなのはクロエ。
みんな仲良く狼人間退治。ジャックは安定の超音波。

メアリーとボビーは、雨の中のお散歩デートv あちらには戻りたくない、こっちで暮らしたいとメアリーを見つめるボビー。嬉しそうなメアリー。
スキップしてるけど、メアリーとボビーは同年代なんだよね。
異次元チャーリーとロウィーナが二人旅してるですと! シーズン10を思い出すね…
しかし、仲間のマギーが頭を血まみれにして死んでいた。トンネルに一緒に入った子。

狩り後の兄弟。ジャックがいれば、サムが望んだ世界中の怪物を一掃するのも可能かもしれない。それができたら引退してもいいかもとディーン。みんなでハワイに行き、アロハはおそろい。ゆっくりしたいと。サムも乗ったと答える。…実現してくれよぉ( ;∀;)
夢にうなされるジャックを聞きつけ、慰めるディーン。救えなかった人たちを想い、頑張ったのにとつぶやくジャック。親父にミリもない責任感の強さ。
ディーン「完璧なヤツはいない。毎日進歩してる。何が降りかかろうと仲間がいる、ジャックは家族だ。支え合っていこう」

マギーの死に皆ショックを受ける。同居していた仲間の女の子が、マギーはコンビニで働いてる男子を好きになり会いに行ってたと言うと、飛んでいってしまうジャック。
なんで殺した!と、いきなりパワーでつるし上げる。三父さんが来て止めても聞かない。
手っ取り早くジャックの背中を撃つディーン(^^;
間違いとわかり、またジャックは飛んで消えてしまう。
超音波と共に、あやつが。
高周波に苦しむ兄弟。てか、なんでキャスまで耳抑えてのたうってんの!? 
やはり天使とは見なされてない…。
「やあ、諸君」 そういって出てくる奴はたいてい失敗する定理。兄の投げた聖油で足止めされた。

自分を攻めまくり、泣きそうなジャック。「みんなを傷つける。お前なんかいない方がいいんだ!」
そこにルシファー現る。サムが私を置き去りにしたが、責める気はないと毎度の小芝居。
もろい人間はすぐ傷ついてしまうから、二人で宇宙に飛び出そうと提案。
「冒険するの? スターウォーズみたいに」 無邪気…( ;∀;)

ジャックとルシファーはバンカーに。警戒するメアリーとボビーだが、ジャックはルシに頼みごとを。かなえてくれたら一緒に行く。それはマギーを生き返らせること。
渋るルシファー。「生き返らせても別人みたいになるかも」
ジャック「サムは変らない」 子供はいつも容赦ない。
ルシはマギーを復活させ、兄弟とキャスが戻った時には、ジャックは一緒に出て行ってしまった。

マギーによると、自分を殺した相手の顔は見ていないが、眼は見たと。
そうこうしてるうちに、バンカーにミカエル来た。来るわなそりゃ。
ゆっくり降臨です(ちゃちい)
メアリーとマギーはボビーが連れ出し、兄弟とキャスで立ち向かうも、コテンパンに。
兄が締めあげられるのを見て、サムはジャックに救助を祈る。

「私がこちらで救う最初の魂になる。名誉と思え」 こいつもサイコパスか。
「シェイクスピアは言った。おとといきやがれ」 芝居がかった大天使に合わせてやる兄貴。
あわや息の根が止まる寸前、ミカエルは吹き飛ばされる。
サムの祈りを聞きつけたジャック。激おこ。「殺そうとしたな。僕の家族を!!」
ミカエル、眼から血を流して苦しむ。「ルシファー、約束が違うぞ」
息子の後ろでチャラチャラしてたルシ、しらばっくれるが、マギーを殺した男の目が赤く光ったとサムも告げる。
ジャック「真実を言え!!」 手をかざすと、ルシはベラベラ喋り出す。
「私を見て騒ぎだしたので頭蓋骨を割ってやった。あったかい血が流れて気持ち良かった」
ショックと悲しみのジャック。「父さんじゃない。お前はモンスターだ」
自棄になり本性を現したルシ。ジャックの首を切り、恩寵を吸い取った。駈け寄ったサムと共に消えた三人。
ディーン「サミー!」 キャス「ジャック!」 自分の大事な子の名前を叫ぶ二人。
ディーン、極度の焦り。ミカエルに何とかしろというが、もうルシファーは無敵。みんなおしまいだとミカ。器が壊れたので手出しもできないと。
兄が…不味いことを考えてる。キャスも視聴者もピンときた。
「あんたは勝てる。剣があれば」 ギャー、やっぱり!!

サムと息子をボコるルシファー。気分がいいから、相手を殺した方をここから出してやると大天使の剣を渡す。握ったサムをじっと見つめるジャック。
サムはジャックに、自分を殺せと言う。君の恩寵が戻ったら、ルシファーを倒せると。
でもジャックは、サムに託すよ、家族を愛してると言って、自分に突き立てて…。

そこにまぶしい光が! ディーンの後ろに大きな羽。鳴り響くファンファーレ!
ディンミカVSルシファー。いつもの殴り合いではあまりにも…だから、特撮頑張った。
結構笑える…(^^;
ギリギリで、サムが投げた大天使の剣でルシファーを刺すディーン。
ついに羽の焦げ跡を残し、魔王ルシファーは死んだ。
喜び合う三人。サム「ディーンがやった」 ディーン「いや、みんなでやった。俺達で」
喜びもつかの間、ディーンはミカエルに…。「一回だけと言ったろ!」
ディーンの表情が変わり、「いい器だ」
消えた兄。がっくりうなだれるサム。
レトロなコートとハンチングで、街を闊歩するディーン@ミカエル。


焦点絞ったからまとまってた。テンション低い書き方だが(笑) 良かったです。
まずはやっぱり、ついに死んでくれたよ魔王さん。
ペリグリノ氏は好きなんですよ、ほんとに。だけどルシファーは私の鬼門であった。
ま、次のシーズンのことは書かないでおきましょう(^^;

結局、自分のこと以外は考えられない。ガブリエルが言った通りだった。
息子への気持ちも愛情ではなく、パワーが欲しいだけだった。
ジャックの尊敬を得られないと知った途端、醜い本性をさらけ出した。愛情や尊敬を求めるのなら、過去にされたことが原因でこうなったとかいう小言はやめて、自分の道を選択して見せろ。
「ちゃんと向き合ったろ、お前と」と言ったが、向き合うべきは自分自身。
ルシファーが歪んだのは、永久の時間を檻に閉じ込められたせい。だけどさらに長い間閉じ込められていた、刻印の源のアマラは自分で選んだぞ。
親から与えられた仕打ちをいくら叫んでも、周囲の誰も状況も変わらない。偽りの献身も、力による脅迫も。
自分がこうであると決めて信念で進む。悪であろうが、善であろうが。他者が影響されるのは力じゃない。信念だ。息子をよく見ればわかったはず。自分よりすごい力を持ちながら、ちっぽけな人間の兄弟を家族と言った。それは二人が、揺らぎながらも進んでいく信念をジャックに見せてきたから。

クラウリーも、ロウィーナも、メタトロンも、ガブリエルも、ケッチも、アマラも変わった。兄弟がすべてを変えたわけではないけれど。権力やパワーよりも、絆と生き様を選択した。
ついに変われなかった魔王。

異次元ミカエルは自分の兄貴ではないわけだが、シーズン11からすでにルシファーは初期のミカエルへの愛憎すらなくなってた。ガブリエルも含め兄弟大天使もどうでもよくなってるので、息子によって変わる感じがしなかった。ルシファーに関しては性格を落としすぎたと思う。

世界を変える力を持つ渦中の子ジャック。人を傷つけることを恐れ、力を良いことに使いたいと思い、でも子供らしく実の父を知りたくて、育ての父たちの役に立ちたい。無邪気さとパワー、そのバランスは想像以上に難しい。
サムの祈りを聞いて飛んで来た時、「祈りを聞いた」と言った彼の様子は、人の子ではなかった。ルシファーも叩きのめすミカエルを、いとも簡単に締め上げ、魔王に真実を吐かせる。無意識に怒りを出したときのパワーは、本人すらも計り知れないものがある。
あのとき、サムもディーンもキャスも、そばで見ていてどう思ったんだろう。三人の表情を映していない。さすがは俺たちのジャックと思っただろうか? いや、助けに来てくれたことに喜びつつも、畏怖を感じたに違いない。私は感じた。
恩寵を奪われて普通の男の子になってしまったが、いずれは戻る。その時、その力がどこへ向かうのか。

前話から引き続いてカスティエル。私は兄弟至上主義だけど、それでも好きではあるキャスの扱い、これしかなかったのか?と思った。
繰り返すけど、キャスは他者と関わってこそ味が出るキャラだと思ってる。兄弟、クラウリー、メタトロン、ハンナ、クレア、メアリー、ケリー、その他少なくても関わった者たち。
悩み、右往左往し、兄弟に助けられ、助け、カスティエルは成長してきた。
せっかく虚無から戻っても、念願のジャックとの触れ合いは1回だけ。ようやく再会しても、他に一杯人がいてルシファーをジャックから遠ざけようとしただけだった。
しょうがない。ジャックとメアリーと共にキャスまで異次元チームにするわけにいかないからね。

でも復活以降のキャスが絡んだのはルシファーくらい。ナオミとちょっと話した程度。ドナテロやアスモデウスとも絡んだとは言えない。
キャスとルシファーも、あれはけん制し合ってただけで、お互いに何かを得ちゃいない。
ドナテロの記憶を抜き出した回だけが、ことの是非はともかく彼の決意と行動が際立ったけれど、その後に何かしたか、今思い出そうとしても思い出せないよ。
兄弟と考えをたがえて行動し、最終話で決着をつけるシーズンは目立っていたが、今回はそうではないし、暴走せずにサムとディーンと一緒に戦ってくれるのは嬉しいのだが、影が薄いよほんと。

最終話は兄弟がフューチャーされてほしいし、キャスが目立ちすぎたらそれで、また文句をたれる面倒くさい兄弟シンパになるわけだが(^^; とにかく後半のキャスは受動的で動きがなかった。
彼とジャックの件は次シーズンに持ち越し。S14で大きく動くことになる。

さて兄弟。サムはジャックを本当に大事に思ってて、彼も育てる側になったんだなあと感慨深かった。そしてリーダー・サムが爆誕…はもうしてたが、いよいよこちらの世界でも始動というところ。続く状況なのかは…これもS14を参照(逃) 
ディーンもジャックを完全に認め、家族だと言った。助けられなかった罪悪感もわかってあげた。
サムはいつまでたっても永遠に面倒見なきゃの弟だけど、実質もう育て上げた(笑)
自分はサムとキャスからこぼれた分だけでもジャックを見守れればいいと思ってそうだが、ジャック自身はディーンに一番父性を投影してるんだよね。

悪夢にうなされたジャックをなだめたディーンが言った“ Every day, we can get better.” ―日々、良い方向に変われる―これは最も聖なる人、カミレッティ神父が兄弟に言ってくれた言葉。いっそあの人が神ならば良かったのに。

 

狼人間たちが話題にしてたカーダシアン・ジェンナー家。
私、まったくセレブ事情に疎くて知らなかった。
https://front-row.jp/_ct/17323033
規模が想像つかん(笑)
第2話のアスモデウス登場の回で、これで悪魔のお騒がせファミリーは終わりにしてほしいみたいなことを兄が言ってたが、これもカーダシアンファミリーのもじりだったんだね。

ボビーの名言は良いんだが、S7で兄がアンタッチャブルの時代に行った際、「(俺の時代は)黒人が大統領なんだぜ」と言ってたよね。S13のこの時点でT氏が大統領と現実を入れるなら、5年の間にプレジデント・ルシをぶっこむのは無理がありあり(^^;

ミカエルinディーン爆誕ですが、まさに鳴り物入り。ファンファーレすごい(笑)
いや当時、モノホンのエンジェルが降臨したって大騒ぎでしたよ。
確かにジェンセンに大羽は、宝塚トップスターが大階段を下りてくるがごときインパクトがありました。サムもS9でガドリエルに憑依された際、羽を見せるシーンがあったと思うけど(確かめてない) ジャレはイケメンだしキュートだけど、硬質な表情をしてる時のジェンの美貌は近寄りがたい荘厳さがあると思うので、意味なくそりゃあな! と一人でつぶやきました。
が。なんというか私、異次元ミカエルをルシファーとは別面で買ってないので(買ってる人は少なかろう)、入ってるのが異ミカだもんな・・・と思ってしまってね。
外見より中身が大事!などとめんどくせえことは言いませんが、むしろどう転ぶかわからなかったガドリエルの方がドキドキした。だって異ミカエル、結構ずる賢いけど、基本は教祖志向のサイコパスバイオレンス野郎。俳優さんは美形でしたがね。
みんな次シーズンのミカディンに多大なる期待を抱いてたが、こいつが入ってそんな物語ができんのか?と思ってましたわ。ほんとドリーマー体質でなくてすんません。

ただディーンが、「俺はあんたの剣。最高の器だ」「俺に入れば無敵になれる」と言った時、ミカエルが「そのことは気づいていた」とニヤッと品定めしたところは好きでした。そらディーンに入れるなんて、世界征服より価値がある。
おまけにその後の空中戦。私これ見て、初めてスパナチュが低予算ドラマと実感しましたね(笑) これまでは日本のTVドラマよりは遥かにお金かかってるし、「フリンジ」とかと比べちゃなんねえと思ってたんで意識しなかった。
大天使同士の戦いでもボクシングのスパナチュに毎度突っ込み入れてましたが、あれで良かったこともわかりました。やっとペリグリノ氏(拳闘家)の本気のこぶしとジェンのかわしが炸裂したと思ったら、次のシーンで飛んだvv ワイヤーで空中にとどまる、至高の残念なイケメン(笑) ミカエルがバンカーで上からふわふわ降りてくるところがまず、メリー・ポピンズかと思ったからね!! 傘さしてそうだった。

それでだいぶ最後の盛り上がりにカッコ笑が入ってしまいました。三人でつかの間の勝利と絆に微笑み合うところはジンときたんですが、この場にも入れてもらえないキャスが気の毒…。
考えたら、兄弟の浮遊で始まり、兄の空中戦で終わったシーズンであった。

 


2 コメント

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Unknown (MIKE)
2020-08-11 18:13:49
山吹さん、こんちには!
メアリー、ボビーとよい雰囲気ですね。弟が兄から狼男のTEL受けてるとき、後ろで楽しそう♪可愛い息子がいるけど、過酷な生活の中で頼れる殿方がいると心強いですね。
ミカちゃん、ドアから降りてくるときの脚の開き方が変で吊るされてる感が…w
ジャック、鼻血だらけで猫背が痛々しい。。。サムはジャックから剣を奪い取るとか出来たのでは?
兄は天使の羽がものすごく似合ってましたねー。大天使二人が宙で舞う姿はなんともちょっと…笑うとこじゃないのに笑ってしまった(^^;
器もまぁ取られますよね。約束など守ってくれなそうだけどサムのために仕方なかったですね。

S13でもお世話になりました。お忙しいなか、ありがとうございました。S14もちょっと期待しますけど無理なさらずで(^^)ここ数日えらい暑いのでお体に気をつけて。
撮影再開したのですね。誰も感染せず、無事に終わってほしいですね。
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ザ・ワイヤー (山吹@冷房嫌い)
2020-08-12 15:53:14
MIKIEさん、コメントいつも嬉しいです!
タイトルはこの回の副題です(笑) こういうアメドラありそう。ミカエルが降りてくるところ、ほんと大天使っぽくない。かつてあんな風にのんびり降りてきた天使いるか?w メリポピ映画ですよほんと。
兄貴が羽をつけた瞬間がエポックでしたが、そのあと空中にとどまった時に、ジェンの唯一のウィークポイントのガニ股しっかり出てたし。それも可愛いけどww
確かに。ルシ立会いのもと絆を深め合ってる場合じゃなく、隙を見て大天使の剣をジャックから取って、さっさと魔王差せばよかったですね。でもそうしたら、鳴り物入りで出てきたミカディンの立場なさすぎます。コントです(笑)

いやあ、今のところやる気ナッシング…。なにせこの暑さでわたくしのみならず、PCも長時間はやばいです。そしてS14は後半見るのがなかなかきつくてね(^^; MIKEさんも夏バテお気をつけて!
コロコロについては、誰も先なんてほんとには読めませんからね。リスクがあっても先に進むしかないと思います。人類とウィルスはそうやって共存してきたんでしょう。Carry on!
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