別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン8 雑感感想その10

2014-12-06 15:06:15 | シーズン8
第17話、義理と人情の板挟み天使と女悪魔恋に死すの巻。

7話ぶりに出てきたと思ったら、その間兄貴殺しシュミレーションブートキャンプにいたらしいカスティエル

鬼軍曹ナオミのもと、兄貴を沢山…ってなんでディーンだけよ

まあキャスにとってディーンの方がより殺しがたいわけだけど、それをまたナオミにも見抜かれてるんだね。ザカリアのレポとかあるんじゃないのか(笑)
ウィンチェスター兄弟ふたりを殺してとナオミは言ってるようだけど。兄貴を殺せるようなら弟は簡単に殺れるってことか。
ナイフなんて使わなくてもボッと燃やせるはずだが。そこは心の問題。祈った相手は自分を殺す訓練真っ最中だったというディーン、とんだ祈り損。

ナオミさん、つぐないなさい!とか言うけど、この人の心理ってあんまり見えてこないんだよね。あくまで中間管理職として上の命令に従ってるのか。
でも大天使がほとんどいなくなった天界の誰に従ってるんだか。シーズン9にはあるんだろうか(なさそう)
彼女は顔は好みなんだよなー。目が綺麗。美人だし。検索したら若い頃はセクシー女優だったみたいで良い胸なさってますv

兄貴は賢人の館の在庫整理。アジアンビューティーはいつ創刊されたんだよ! 兄ほくほく「コンニチワ」
弟はオスカル様的隠し事。

向こうの人はサザエ的巻き頭でもそのまま、初対面の人をもてなすのかね。『キッチンにいる変な髪形の悪魔』って、キャス(笑)
クラウリーのオモチャになっていたキーを握る悪魔はメグでした。
あー、メグたん、好きだな~。
ぱさぱさのブロンドにふっくらしたお顔。でも表情が豊かなんだよね。キャスと話す時の顔、可愛い。ここのキャスもいい顔してる。

メグは黙ってろという声がハモる兄弟。キャスとメグを挟み夫婦兄弟喧嘩。
ディーンとキャス組は天使の石板を見つけに。石板をめぐりナオミに操られて兄を襲うキャス。抵抗するキャス。殴られる兄。血まみれディーン(じゅる)
おばさんは怒ると怖い。だが頑張るキャス。

サムとメグは外で恋バナに花を咲かせていた
しかし悪魔たちが追ってくる。鉄棒で遣りあうんだ。キャスは殴ってるだけだし(抵抗してるからだろうが)、悪魔も天使ももう体使うだけだね(笑)

前に書いた通り、メグは結構女らしい。人が犠牲になっていも平気という悪魔スタンスは相変わらずでも、1年も拷問されてた後に現れた三人を見て、憎まれ口を叩きつつも嬉しそうな表情。彼ら彼女の三馬鹿大将。
サムに「一度も私を捜そうともしなかったの? 頼りになるわ」と言ってたけど、いや兄も捜さなかったサムに行ってもしょうがないですぜ。兄弟揃って異母兄弟のアダムのことも忘れてるし(^_^;)
それを聞いてがっかりするほど甘い女じゃないが、一年の間クラウリーがサマンドリエルとか他を拷問したりしてる時(趣味が拷問)、三人が助けに来てくれたらなとは考えただろう。そんな想像するくらいしか希望はない。でも時間稼ぎの話で逃げ出すチャンスはしっかり狙ってたようだ。基本しっかりしとる。
「正直言ってグッと来た」と言うメグに、嬉しそうなサム(笑) 少しわかると言ったのは、無論キャスに惹かれてるから。他に頼りとするものもいないようだし、兄弟と天使と行動してた頃を思い、ひょっとしたら三人に加わる生き方に変えるのもありかと思ったのかもしれない。
でもそれが実現しないこともわかってる。だから普通の恋愛、普通の人生を掴みかけて手放したサムの気持ちに共感する。恋バナを聞きたがるところが女子だなー可愛い。

ルビーやアバドンは権力欲が強い男志向だけど、メグは始めからアザゼルやルシファーに従うことを選んでた。クラウリーに、「私の望みはあんたを殺すことよ」というのも、もう悪魔としての彼女が望んだ世界は来ないとわかったからだろう。新魔王への恨みよりも、あの三人に置きみやげの感じで一矢報いて倒れたメグ。ブレの無い女らしい悪魔でした。

兄弟は彼女の最後を見て逃げてしまうけど、ここで義侠心を発揮するには、相手はやはり前にさんざ痛い目にあわされた悪魔だからな。
それでもサムが駆けつけた時にディーンは「メグは?」と言うし、サムも「君をけなすわけじゃないが…」と気遣いの言い方をしてた。見つけた後に話を聞いた時、メグはちゃんとベッドに座らされてるしね。キャスも手当してあげてた。女性に対しての扱いになってるんだよね。そこ良かった。

天使の力を使わず、手作業で看護してあげるキャス。ナオミに言った、“あの女を殺そうか”“では利用しよう”の通りに優しくするフリをしてるのか。でも「方法は心得てる」とか映画は見ないとか。ピザ男のエロドラマやアニメ他くだらんテレビ番組は好きやんけと思ったんだけど。
あれって実はメグに対してカッコつけてんだねキャス
俄然かわいく思えてきた(笑) 兄貴を殺したくないという点ではストレートだし、キャスはメグを殺さないようにナオミに仕向けられるほど器用じゃない。芝居も打てないので、天使の石板のことは初めて聞いたと言った時の、誰にでもわかるぎこちなさ(笑)
メグは悪魔でいざとなれば退治する。そのスタンスはあるけれど、反面惹かれてもいる。気になる女の子に対して、女扱いはわかってるとか、娯楽はしないが天使として役立つ読書はする、とか。中二とは言わんが、ハイティーンから20代ほどの気の引き方だよわかりやすい
キャス…(笑) 私は彼のこういうところが好きだね。男女の機微についてははるかに上手のメグに、「黙ってた方が可愛い」と言われてちょっとムッとした顔(笑)

生き延びたらピザを頼むわと言うメグ。イエスと言っておこうというキャス。キャスの表情は、そんな日は来ないがそれを経験するのも良かったかもという、なにか優しい顔をしてた。メグが呼ぶ“クラレンス”はたぶん、アメリカで年末に見るのが定番の古典映画、『素晴らしき哉、人生』に出てくる天使クラレンスのこと。人助けに向かわされた、まだ翼を持たぬ二級天使という設定。アタマがゆるいが、優しい年寄り天使。
私はキャスとメグのカップルは好きだったので、この後のあれこれは無視し、また彼女が何かの力で復活することを願います(笑)

これからキャスの試行錯誤も始まるんだが、サムの試練のラインと天使の石板のラインが同時進行する流れ。石板の方はどうもぱっとしないんだが(^_^;) 天使、悪魔クラウリー、預言者ケビンを絡めるにはこうするしかなかったか。この二つはシーズン9にも繋がるので見るしかない。
クラウリーとナオミ、どんな出会いだったのか、それこそそこんとこ恋バナ聞きたかったよ(熟年カップル萌え)
ディーンの身を挺してのキャスの説得。「家族だろ」がいつでも兄貴の基準。そして弟には指輪のサムワイズのセリフvv よくLOTRネタをだすけど、兄はホビットより指輪がグッとくるんだろうな。ヒーローでなく、ただ世界のために大きな枷を捨てに行くフロドと彼に付き従うサム・ギャムジー。私も指輪ではヴィゴのアラゴルンにも増して、絶対的にフロドとサム主義。


第18話、成ろうとしてもしなくても、ハンターは厳しいよの巻。

シーズン7で登場したハンター父娘のクリシーちゃん登場。わー、かわいくなったね! 
絶世の美少女というタイプじゃないけど、髪が長くなったのを含め、十代の女の子はあっという間に花咲くねえ(おばさん)
いきなり、BFが出来てアツアツなの?!と思わせて、あのか弱いそぶりは絶対に彼女じゃないとすぐにわかる(笑)
相変わらずの最強少女ぶり。

ビクターは目の前で家族全員を殺されていることは本当に気の毒で、そのせいで感覚が狂ったのもわかるんですが。
自分と同じ思いを、少年少女に合わせるためにヴァンパイアを雇うという破綻ぶりはどうしようもない。
「リヴァイアサンの件で目が覚めたんだよ」というのもただの方便で、家族無しでハンターを続けることは彼には無理だった。しかも、単に“父親”に戻りたかっただけ。
家を整え、食事を作り、勉学にも励めるよう生活をみてやる。その上でハンターとしても仕込んであげる。普通の父親+ハンターの師匠として三人から頼られ、尊敬されたかった。それは本当の子供たちから受けたかったものであり、さらにはエリートたちを育て、ハンター仲間からも称賛されることを望ったビクターのエゴでしかない。

子供に狩りをさせるなというのが絶対なディーンと同様、サムもその点では同意しつつも、ハンターと普通の学校生活を両立させている様子には心を動かされる。自分の子供時代を思い返しただろう。
結局はビクターの狂言だとわかって腑に落ちただろうが、母の復讐に悪魔を追っていたジョンと兄弟は流浪のハンターだったけど、ボビーやシーズン1で兄弟が預けられてたというケレブ神父など、定住型のハンターもいる。
他の二人と違い、クリシーはハンターを選んだ父親のもとで育ったので、選ぶとも選ばずとも人生に影響を受けざるを得ない。そういう子供に身を守るすべは教えなくてはならないから、定住型のハンターもアリなのでは、とサムは思ったんじゃないか。今は兄弟もバンカー(賢人の館)という拠点があるしね。

それらも、サム自身がどうなっていくかわからない“試練”が待ち構えている状態では、想像するに留まるわけですが。

前のように拳をぶつけようとした兄に、頬へキスのクリシー。そのときのディーンの表情が、かなりおじさんぽい。
いや、おっさんぽいということじゃなく、年長者の見せる諦観と優しさみたいなものを見せる、親戚のおじさんぽさ(笑)
先日、密林で買い物してる際に、ひょっとシーズン9の口コミなんかを見たんだが、「二人とも老けましたねー」と書いてる人がいた。
10年経ってるんだよ! 当たり前だろ! 
充分まだ若いと思いますが、それでもピチピチな頃を過ぎて、年齢と経験のもたらす渋さも加わってきた兄弟の顔が好きです。
ジャレは二人の子の父親としての重みも出たし、ジェンも妖精さんながらも、このシーンのような表情も加わった。
元からおっさん萌えの私ですから、初期の頃より目にしっくりきますよ!(笑)





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