第21話 七度目の死
バンカーのテーブル。メアリーとジャックもいる家族団らん風景。
…でもサムの夢( ;∀;)
弟は夢の中でも大食いの兄貴を見たいのかと思うとちょっとなごむ。
ガブリエル、ロウィーナも入ったメンバーで、異世界に行く準備。
ガブがもったいぶって出した恩寵。ほんのちょびっと。
扉は開いた…が、裂け目がぎゅるんと曲がってみんなも曲がって閉じた。
恩寵少なすぎ。
こうなったら最後の手段、あいつを探すしかない。
キャス、我々がルシファーを檻から解放してそのままにしてる、みたいなこと言ったが。
え、君がルシファーに承諾して解放したんでは…。前は兄貴に謝ってたから、脚本家が忘れてる。
サムは断固反対。キャス推進派。ディーン、嫌だがやるしかない派。
揉めている間、ガブとロウィーナが変な雰囲気に。Casa Eroticaかよ…。
ロウィーナ、すりこぎ触ってるし(18✖)
慌てて出てきた二人を、兄弟は呆然と見つめ、キャスは下向いてる。ウブかv
24時間では足りないということで、またもやサムが素敵にえげつない方法を見つけ出した。
バーで飲んだくれてるルシファー。酔わなくてもクダを巻く。もはや今シーズンでは愚痴か脅しのみしか言ってない。
バーテンはガブの変装で、ロウィーナも現れルシを拘束する。
ホワイトセージ・ゴボウ・塩で大天使も魔王も弱らせられるのか…。
私もやる!!
バンカーに連れてこられ、扉の材料の恩寵を取り放題状態に。ガブ曰く「豚の血抜き、大天使バージョン」
ロウィーナがルシファーを見張り、4人は異次元へ。
ロウィーナを侮辱したり大声で歌を歌ったり、ルシファー安定のセコい戦略。しかしロウィーナ、奴の口閉じる魔法くらいあったのでは…?
侮辱返しで「誰にも必要とされない」と言い放つと、怒りのパワーでルシファーは拘束を破る。
魔法で突き飛ばしたものの、ルシファーは扉の向こうへ。
一度は出ていこうとしたロウィーナだが、扉を開け続けるために残る。もう一人は嫌なんだね。
異次元組。怪物に襲われていた男女を助けたが、彼らもジャックとメアリーがいる基地へ向かう途中だった。近道しないと何日もかかるが、途中のトンネルがヴァンパイアの巣。
そこを行くしかないと、6人はトンネルへ。
…
このあと腹立たしいので早送りします。サムは死にました。
基地到着。メアリーと再会。長男とハグして嬉しそうなマムだが、ディーンの様子に。
「ディーン、サムは…?」
黙って涙をこぼす兄。わああああああん
「サムが死んだなんて嘘だ! 生き返らせてよ!!」 ジャックはキャスにごねていた。
極めて正しい反応だよ青年。
その頃、サムは息を吹き返していた
そばにいたのはルシファー。来る途中でミカエルの軍隊の天使どもの恩寵を頂き、サムを蘇らせたと。ヴァンパイアの群れは隅っこで待機しており、それを止めてるのは自分。サムを復活させたのは自分だと息子に伝え、アピールするのが条件。どのみちジャックには会う。死ぬか同行するか選べと言う。
遺体を取りに行く気のディーン。そこへヨロヨロと入ってきたのは、大事な大事な弟…!
と、魔王(-_-;)
はしょりました。理由はお分かりかと。
主役を殺してその5分後(放映時間軸)に戻すんじゃねえ
いや、次回以降に生き返させろってことじゃないよ。安直に殺すなよ!!
ジャックに実父に興味を持たすには、大切な人を戻してやるのが一番。その案のためにだけ、殺してすぐ復活させるのか。もっと解せないのはキャス。ガブリエルは恩寵切れで、キャスも力が減っている。その設定を何度も繰り返したのもお膳立てかよ。
でもあの薄い悲しみかたは何。「駄目だった」「我々には時間がない」
時間がないのはわかっとるわ! 前シーズンで、兄弟とメアリーのためにビリーを殺し、「君たちは私のすべてなんだぞ!!」と叫んだ君はどこ行ったよ? ジャックができたからとは言わせんぞ。
おかしい。今シーズンのキャスは、帰ってきてからほとんど良いところがない。スクービーの回まではまだキャスらしかったが。これでいいのかキャスファンは。
ディーンの反応はもう見てられないほどでした。当然の悲痛。
だいたいが、兄貴の目の前で大事な弟がヴァンパイアに喉笛噛み切られて血を吹いてるシーン、どこの鬼畜が書きやがった。
その場面を反芻し、凍りついた顔で歩いているディーンが痛ましすぎた。
メアリーがあまり反応してないのも不思議だけど、ディーンが遺体を取りに行こうとする際、黙ってついて行こうとしてた。死体を見ないと実感できなかったのかも。
ルシファーのえげつない交渉は、逆に魔王らしいのでいいです。私は奴がいらんおしゃべりしまくっておチャラけてるほうが100倍イラつくので。ただ、恩寵皿にボタボタ落とされて減ってんのに、ミカエルの軍隊を倒して補充したってどうやったよ。
兄とマムに会えてホッとした顔のあと、やりきれない申し訳なさそうな表情のサムと、悦に入ったルシファーの顔のラストは、結構良い撮り方とは思った。
ガブとロウィーナのお遊びや扉がグニャの前半と、サムと兄と視聴者の気持ちを血まみれにした後半の差がすごい。どうも脚本は酷かったですわ。ジャレとジェンの演技は素晴らしかったし、映像も鮮烈で、監督は良かったんじゃないかな。
七度目の死のタイトル通り、公式にサムが死んだのは7回目だそう。どのエピソードかわかるかな? 兄は100回以上死んでますね(^^;
というわけで、不満たらたらの21話感想でした。最近ちょっと時間が取れなくて進みません。
そんな中、毎度の兄弟が表紙のムビスタさんが届きましたv
映画・ドラマ界がストップしている現状で、過去の人気作品の記事の再掲なども多い中、SPNはファイナルシーズンのJ2の1万字インタビュー。海外インタの訳と思われますが、読み応えあったわ。コロナ前のインタなので、色々しみじみするところはあります。
ファイナルを決意したことについても答えてる。視聴者が勘ぐる理由などをはるかに超えて、二人のSPNへの想いが伝わってきてジンとしたわ。
この騒ぎで誰もが自分の人生について再考してると思う。ファイナルシーズンがめでたく再開したときに、また二人の思うところを聞いてみたいわ。
SPN以外では、「ロード・オブ・ザ・リング」のヴィゴ・モーテンセンのいにしえインタの再掲載にたまげたわ。このブログの本館「黄金色の日々」ではしょっちゅう上げてましたが、私はヴィゴのファンというよりフリークです(笑)
5月末に懐かしい旅の仲間達がZOOM対談をしてくれるという夢企画があったんですが、出てきたヴィゴがまたもや若返っててのけぞりました。仕事でか髪は染めてるんだけど、そういう問題じゃねえ。この人はほんと年齢というものがない(還暦過ぎ)
サムの思いつきは素晴らしいですねv
恩寵抜かれてざまぁでした。でもすぐ解放されちゃいましたけど(^^;
トンネルの中でバラバラでいるのは危険ですよね~3人で背中合わせで固まるとかしないと…天使は助けにくるの遅いし。
トンネルを抜けて歩いてる場面でも、キャスが落ち込んでる様子もないことに違和感。
ラストでルシが現れたときの兄弟の表情の変化はよかったです。弟が幼く見えて、兄が母のような気持ちになるのが分かる気がします(^^)
サムの死、思い出せるのは4回。。。
実にエコにして長年の恨みがこもっててサムらしい案でした(笑)
キャスの言動は違和感だらけですよ。私は兄弟のあれこれの不都合は無理やり理由付けできるんですが、キャスに関してはそれが働きません(笑) キャスは好きだけど天使にカラいからかもしれんw 脚本のせいですけどねー。
原題は全然違うので、邦題は見る前からネタバレです(^^; 今回以外に6回死んでるということで、私も一所懸命思い返しました。
1度目は誰でもわかるS2の超能力キッズの顛末、兄が契約してしまう回ですね。シーズン5では3回も死んでて、過去に兄弟が飛んで若パパとママに会う回。天使のアンナに殺されて、若ジョンに入ったミカエルとディーンが長男談義をした後に生き返らせます。ハンター仲間の二人に兄弟そろって撃たれ、天国に行く回。ディーンとサムの天国の有様が全然かみ合わず兄がグレたことで、二人が死んで蘇ったことも忘れ去られる大騒ぎでした(ファンがv)
そしてラスト、ルシファー(とついでにミカエル)と地獄の檻に落ちたのも死んだということでしょう。
そしてシーズン12で大統領殺害未遂犯として独房に入れられた兄弟が、ビリーに頼んで一度死に、そのあと蘇るのもだと思います。
これで5回なんですよね。あと1回がわからなくて悩みましたよ。S11で助けたカップルの男性が狼男になってて、サムの首を絞めて殺した回かな?と思ったんですが、あれって仮死状態だったんですよね。兄貴が早々に薬がぶ飲みして呼び出したビリーに、「サムは死んでない」って言われてたから。
色々と調べたんですが、どうやらS4の『願いの泉』の回らしい…? コインで性格が変わってる女性が、自分と婚約者の邪魔をさせないためにサムに雷を落とした。あれで死んでるらしいんですよ。でもコインの呪いが消えたので蘇った。これはわからないですよ(^^;
兄弟の互いを思うシーンだけは、どんなにヘボい脚本でも輝いてますよね! J2は演技しなくてももう自然に出るんだと思いますよ!